実はですね。
本日はこの方、
愛馬やまちゃんの命日なんです。
３年前の今日、向こうの世界へ旅立っていきました。
奇しくも僕が命について書いた作品、
龍神と巡る
命と魂の長いお話
の最初の発売日でもありましたね。
（単行本の時）
出会った時は、仙台の乗馬クラブ。
厳しくも優しく、美しい馬でした。
あの時、精神的に弱くなっていたワカさんを受け入れて、
ドンと背を預けてくれた、本当に懐深い馬でもありました。
（この辺の詳細は、「妻は見えるひとでした」をご参照ください）
僕たちが買い取って家族になってからは、ワカさんを乗せて、
いろんな大会にも出たんですよ。
やまちゃんが背中で、ワカさんに乗馬技術を教え、鍛え、叱り、
頑張った結果を出す喜びも教えてくれた恩馬です。
終の棲家として選んだ養老牧場では、競技の時の厳しさはなく（笑）、
すっかりのんびりして。
僕たちを見つけると、
「ほれほれ、シャンプーしろー」とばかりに、
これ見よがしに泥んこ遊びをしてましたねえ(^^;)
今日、１月２４日はそんなやまちゃんの命日。
その日にですね、なんと彼は僕たちに
信じられない恩恵をもたらしてくれたんです。
普通ではまず気が付かないことがわかって、焦るのと驚くのと同時に、
その瞬間、「ああ～、これはやまちゃんからのサインだな」って心から思いましたよ。
ええ、ほんと。
言うならば、天の声。
その辺の話は、もしかしたらまたどこかで書くかも。
今日は天からのやまちゃんの愛情に心から感謝して、
徒然に、思いのままに。
ありがとうな、やまちゃん。
おかげで命拾いしたよ。
それと、
「あの～そろそろ私、他の馬にも乗りたいんですけど・・・」
と、ワカさんが申しておりますので、
その辺どうぞ宜しくお願い致します(笑)。
そのあたりの詳細も、
好評発売中です！！
（令和3年3月21日 読売新聞朝刊）
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