読者の皆さん、おはようございます。

 

 

 

黒龍です。

 

さて、本日は成人の日ですね。

美容室や着付けのお店はテンテコマイかもしれません。

私も街を見渡してまいりましたが、色とりどりの雅な着物姿の新成人の方々も多く見受けられました。

 

昨年は新型ウイルスによる式典の中止なども多く静かな年明けでしたが、

今年はそれぞれが気をつけつつ式典も可能になって来たこと、何よりでございます。

新成人の皆さん。

新たな出会いや再会、人生の醍醐味をどうぞ楽しんでください。

 

皆さんのお子様にも本日が成人式という方もいらっしゃるかもしれませんね。

記念すべき門出の日です。

私からもお祝いを申し上げます。

 

さて、この成人の日ですが、昭和23年に制定された時は、小正月の1月15日に行われておりました。

かつて元服(げんぷく)の儀が小正月に行われていたことに起因したものですが、今ではハッピーマンデーによって、毎年1月第2月曜日となりました。

 

そこで今朝は、成人の日に相応しい話をしようかと思います。

 

皆さんは「大人になる」とはどういうことだと思いますか?

難しいですね?

おそらく具体的に説明できる方はなかなかいないでしょう。

 

私たち神様の視点から言わせて頂きますと、

「自分が中心ではない」

ということを認識した時点で大人だと考えております。

 

人間は生まれた時は、自分が中心でいられます。

生まれたての赤ん坊は、自分ひとりでは何もできません。

ですから、「お腹が減った」と泣けば、おっぱいをもらえます。

「おしっこした」と泣けば、おしめを替えてもらえます。

転んで泣いていれば抱き上げてもらえ、「あれが欲しい!」とぐずれば買ってもらえたことも多かったかもしれません。

 

ですが、いつまでもそれではいけません。

大きくなるにつれて、自分のことは自分でやることを求められます。

当然、思ったようにいかせるにはそれなりの努力も必要になるし、失敗することもあるでしょう。

 

幼稚園や学校では、自分だけのワガママを通すわけにはいきません。

周りとうまくやるために、主張すべきこと、そして妥協すべきことの切り分けが求められます。

 

そうやってままならないことを多々経験し、人は大人へとなっていくわけです。

 

いわば、生まれた時は「自分だけが神様」という思いを持っていたものが。

成長するにつれて、「みんなが神様」と、周りへの敬意を覚えていくことと言ってもいいでしょう。

これこそが日本人がみんな本来持っている、『八百万の神々の精神』というわけです。

 

さあ、皆さんの周りにはどれだけ本物の大人がいらっしゃるでしょう?

 

それでは皆さん、本日も祝日でお休みという方も多いと思います。

よい一日をお過ごしください。

 

 

黒龍

 

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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