皆さん、おはようございます。
気分良く、と言いますか、未明の地震は驚いたでしょうなぁ。

大事ないですか?






タカの守護霊、ですよ。

タカの守護霊っちゅうてもすでに皆さんの前に姿を現してますからなあ。

皆さんの守護霊さんとも仲良うして、ちゃんと皆さんのことも気にしてるから、安心して欲しいんよ。

 

今日は土曜日やけど、なんや皆、朝からバタバタしとってねえ。

ガガさんも、

「暁よ、今日は話はおまえに任せるがね。頼んだぞ!!」

そう言って出ていかれましたわ。

 

なんでも近々、近くに新たに仕事部屋を借りるようでねえ。

その引っ越しが近くなって、

ガガさん方が妙に浮かれてるんよ。

 

「当然なのだ!!新しい部屋は、我が悠々自適に暮らすのだよ!!

龍神ガガの部屋として表札を出したいくらいだがね!!

近所にも挨拶に行かねばならんな!!

はじめまして、我は龍神ガガというのですがね、ガハハ!!」

 

こんな騒がしい龍神さんが越して来たら、隣近所の精霊さんや目に見えない方々も驚いてしまうやろうから、

事前に黒龍さんが根回しをしているんよ。

わっちも今日あたり、先に挨拶に伺いましょうかねえ。

根回しは大事やよ。

 

何事も縁と、そして人とも神様とも仲良うすること。

これが快適に過ごすコツやよ。

さて、そんなわけで今日はわっちが

神々に好かれるコツを教えましょかねえ。

神々に好かれる言うても、難しく考える必要はないんよ。

 

・周りの人に喜ばれることをする。

・嫌がられる行動をしない

 

これだけなんよ。

人に嫌われているのに、神様には好かれるようなお人はいませんからねえ。

 

ほんじゃ、人に嫌がられることってシンプルになんやろな?

わっちはこう思いますよ。

 

・悪口や陰口を言う

・話をちゃんと聞かない

・八方美人

・被害者意識が強い

・正論ばかり吐く

・計算高い

・ケチ

・不潔

・陰湿

・裏表が激しい

・礼儀を知らない

 

わっちはこういう人が嫌ですえ。

ざっと挙げたらこんなもんやけど、この手のお人は絡むと厄介ですから、

皆さんも心のどこかで気をつけているとええよ。

 

せやけど、それ以上に知らず知らずに嫌われる人の特徴があってねえ、

「なんで私が嫌われるの?」

と思っている人で多いのが・・・

何に対しても一生懸命にならんお人

なんよ。

 

ほれ、思い出してちょうだいな。

皆さんの周りにも一人や二人、おるやろ?

または、おったやろう?

 

手を抜いて仕事するだとか、最初からマジメに取り組まん人やね。

地道に頑張る人をバカにする人、嫌やねえ。

本気でやっていることを遠くから笑う人、なに本気になってるんだよと茶化す人。

 

可哀そうに。

そう言っている方々ら方が、最後は笑われますえ。

そして、嫌われるんよ。

 

そういう人はね、結局逃げてるだけや。

「一生懸命にやって失敗したらカッコ悪い」

「真剣にやっている姿を見られたくない」

「本気出して負けたら恥をかく」

 

そう思って、どんなことにも一生懸命にならないお人。

つまらんつまらん、アホちゃいますか?

人生、真剣勝負で生きなされ。

 

本人は、それでカッコいいと思っているかもしれんけどね。

周りの人たちからは、

自分の足を引っ張られているように感じるやろう。

せやから、同じ目標に向けて一緒にはできん。

それどころか、同じ空間を共有するのが嫌になる。

 

そら、自分の足を引っ張るような人とは一緒にはいられんわなあ。

当然や。

 

ちなみに神様たちも一緒やよ。

一生懸命になれる人は単純に分かりやすいんよ。

神様は「言葉」やなくて「行動」で判断しますからねえ。

普段の行いを見て、

「ああ、こいつはこれが欲しいのだな。よし、やろう」

「これを成し遂げたいわけか、わかりやすくて助かるぞ」

と、おわかりになるんよ。

わかりやすい人は、後押しもしやすい。

 

どうか皆さんもねえ、好きなことややりたいことには、一生懸命になりなさいな。

何かに取り組む、夢中になる。いいことやないの。

人が一番輝く瞬間、そんな姿をわっちら守護霊たちは心から望んでるんよ。

 

いつでも応援していますよ、安心してなあ。

 

それじゃあ、そろそろわっちも行こうかねえ。

引っ越しそばは戸隠さんか出雲さんか、どっちにしようかねえ。

ああ、真剣に悩むわあ。

 

ええい、この際どっちも食べましょか。

タカや、わっちのそばにはエビの天ぷら乗せてちょうだいなぁ。

頼んだえ。

 

それじゃあ、皆さん。

今日も良き日にしてくださいねえ。

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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