「うむ。ヤツらはよく寝ているがね」

 

 

 

龍神ガガが言った。

 

「まあまあ、ガガさん、このたびはうちのタカが厄介かけてすみませんなあ。

まったく、こうでもせんとわからんのですわ、あいつは」

 

 

 

そう答えるのは

タカの守護霊、暁太夫だ。

キセルをプカプカしながら、呆れたように言う。

↓↓↓

 

 

「暁、日本語は正しく使いたまえ。

タカが我に厄介かけるのは今回だけに限らん!!

しょっちゅうだがね!!」

 

「ほほほ、それは堪忍ですえ。まあ、わっちらは何かの縁。

みんなで守れるお人をたくさん守っていけばええやないの」

 

「うむ、その通りだ。我々のように大きな力を持つ存在は、一人でも多くの者に幸せを運ぶ役割があるがね。

タカワカに寝込まれては困るからな。

ヤツらにはしっかりと休養を取らせて、

また来週から働かせればいいがね!!」

 

「あれま。来週からとはまたわっちのタイミングと合わんねえ」

 

「うん?もっと長く休ませるかね?」

 

ガガの言葉に暁太夫はニヤリと笑った。

 

「そんなに長く仕事させんでいたら、うちのタカが別の意味で死んでしまいますがな。

明日あたりから復活させましょ、はい、決定~」

 

と、いうわけで、

 

 

 

働くのが好きな僕(笑)。

今日一日はのーんびり休んで、ぼちぼち大丈夫かな~ってなったら好きに仕事始めますウシシ

あ、痛みはけっこう引いてきましたんで、心配無用ですよ~!!

 

それでは皆さん、今日も元気にいきましょう~。

(僕は張り切って休みます(笑))。

 

 




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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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