読者の皆さん、おはようございます。

 

 

黒龍です。

まず、台風が迫っている地域の皆さん、大丈夫ですか?

どうぞ安全第一でお願いいたします。

危険な場所には近づかないでくださいね。

私からのお願いですよ。

 

さて、そんな最中ですが

本日は山の日です。

 

本来は8月11日ですが、東京五輪の関係で、今年に限って8月8日が山の日となったわけです。

 

そこで本日は、山にちなんだ

ちょっとスピリチュアルなお話をしようかと思いました。

日本における神道というものは、自然の多い日本の風土から自然に発生したものといえます。

 

キリスト教は、キリストの教え。

仏教は、仏陀の教え。

 

ですが神道は、言葉で教えられたのではなく。

そもそも言葉そのものを持たない大自然から、日本人が受け取った感覚から生み出されたものなのです。

神さまとは山であり海であり、そして木や岩、雨に風などすべてのものが対象でした。

 

そして、その中でもとりわけ多くの崇敬を集めたのが「山岳信仰」

 

山は、かつては人間の手の届かない異世界でした。

そのため、神々が住むとされて信仰の対象となったのです。

 

いまでも山を登ると、

 

 

山頂付近に

 

 

 

 

鳥居や祠があるのはそのため。

 

ですが、この険しい山をそうそう簡単に人々が参拝できるわけではありません。

そこで、足が悪い人やお年寄り、病気の人でもお参りできるようにと、里に社を作ったわけです。

また、もともと祀られている場所を「奥宮」などと呼んでいる神社も多いのですが、

春になって田植えをする季節にやってくる神さまも、山から下りてくるとされてきました。

 

つまり、日本人にとって山は神さまが住む場所なのです。

 

私は、ここに日本人の信仰の奥深さがあると考えています。

皆さんは、実際にこの山こそが神さまとつながりやすい空間だとご存知でしょうか?

 

これは人間の心理的な要因も大きいのですが。

山を登ると、もうその上には空しかありません。

 

 

そしてその上には神さまたちがいらっしゃる高天原があるだけ。

 

人間も感覚的に、「神さまと近づいている」とわかるわけです。

心の奥底で感じている。

 

ですから、山に登られる方は神さまを感じやすいというのは本当です。

 

皆さんも山の日の今日。

周りに見える山々に拝み、神さまを感じてみてはいかがでしょうか。

お天気が悪い場合は、心の中で大いなる山を想像してみましょう富士山

 

もしかしたら、雲の形を借りてガガさんが

 

 

そのひょうきんな姿であらわれるかもしれませんよ。

 

それでは、本日も安全で、良き日になさってください。

 

黒龍より。

 

 

 

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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