読者の皆さん、おはようございます。
黒龍です。
関東や南東北も梅雨入りいたしました。
本日は梅雨の晴れ間という具合でしょうか。
お日様が出た地域にお住いの皆さんは、太陽の力をたっぷりいただいてください。
それだけで元気になるでしょう。
さて。
今朝は、よくあるご相談に関してアドバイスを差し上げたく、登場いたしました。
と、申しますのも……
「私は世界中の困っている人を助けたいんです」
「苦しんでいる人のために、僕ができることはないでしょうか？」
このような話が舞い込むことが多くなったからです。
確かにテレビやネット、新聞の中には世界中で困っている人たちの情報が多くあります。
それを何とかしたいと思うのは、人としてごく当然の感情だと言えるでしょう。
ですが、それができるかどうかはまた別のお話なのです。
もっと言えば、世界中の恵まれない人たちを全員救える人などどこにもおりません。
不可能です。
私を冷たい龍神だとお思いでしょう。
ですが、私は綺麗事は申しません。
どのようにすれば、行きたい道に近づくかということを少しでも皆さんに分かりやすくお伝えする役割がございます。
ですから、最後までよくお読みになっていただきたいのです。
私は決して、困っている人たちを見捨てろと言っているわけではありません。
人には、
できることと、できないことがある
と申し上げているのです。
ならば、ご自分ができることをしっかりと見極めて、
精一杯それに注力することが
あなたが満足する人生を送り、
ひいては、世の中のために役立っていくたったひとつのことではないでしょうか。
というのも
「世の中を変えたい！どうすればいいですか？」
「誰かの役に立ちたいんです」
と、おっしゃる方に限って、身近なことを疎かにする傾向があるからです。
自分の身近な家族や友人。
毎日接する同僚やお客様を満足させられない人が、遠くにいる困った人を助けることができるでしょうか？
順番が間違っていますよ。
人間は、できることとできないことを見極めて、できることからやっていくしかありません。
・目の前の人を満足させること
まずは、そこから始めてください。
どんな小さなことでもかまいません。
まず、やる。
動くのです。
かくいうタカさんとワカさんも、今では本やブログ、メルマガを通して何千何万という人たちを喜ばせていますが、
一番初めは目の前の、たった一人を満足させることからのスタートだったのです。
数人相手にお話すること。
小さな会場で10人にも満たない人に真剣に話をしたこと。
すべてそこから始まりました。
そこで喜んでくれた人は必ず次につながり、噂は広がって、少しずつ大きくなっていきました。
そうして自分のできる範囲を広げていったのです。
ですから、
「世界中の人を救うためにはどうすればいい？」
「世界を正すために私にできることを教えて！」
というご質問に対しては、
ご自分が今できることに真剣に向き合って下さい。
としか申し上げられません。
誰だって、できないことはできないのですから。
今できることに集中し、その範囲をひたすら広げていくこと。
まずは、今目の前にいる人を笑顔にしてみましょう。
すべてはそこから、始まるのですよ。
大丈夫。
きっとうまくいきますから。
黒龍。
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今日もご愛読ありがとうございました！