読者の諸君、おはよーだがね!!
ガガなのだ!!!
さて。
今日はひとつ、参考になる話をしようではないか。
不仲の話なのだよ。
仲睦まじい夫婦。
幸せいっぱいのカップル。
息の合ったパートナー。
そんな関係が、ある日突然破たんする。
あるいは周りの人間関係で、そのパターンを見たことがあるというのでもいいだろう。
男女間だけに限らんがな。
ベッタリの友人同士やグループ活動などでも、しばしば似たような出来事が起こる。
人間社会においては、案外そういうことが多いのだよ。
そして、仲が良かった二人ほど、一度破たんすると修復が難しくなるのが常だろう。
そうは思わんかね?
だがな、実はこれにはちゃんと理由があるがね。
人間関係にとって根本的なものだが、意外と盲点なのがその原因だ。
諸君にはそれを念頭に、良い人間関係を築いて欲しいから話すがね。
常にこの言葉を心に刻みたまえ。
「人の心と自分の心は同じではない」
良いかね。
人間は一人では生きていけないものだ。
願いが大きければ大きいほど、パートナーがいた方が実現へのハードルも低くなる。
だからこそ、苦しい時も共に耐え抜ける素晴らしいパートナーとの出会いは、大切にすることだ。
だが、どんなに素晴らしいパートナーでも、なあなあになってはいかん。
「相手は自分のことをすべてわかってくれている」
「私の考えは、相手といつも一緒」
「自分のすることは全部認めてくれる」
そんな甘っちょろい思いが心の中を占めていくと、
ほんの少しの「考えの違い」が大きな亀裂に繋がるのだよ。
どんなに仲が良くても、どんなに考えが似ていても、
相手はひとりの人間であることを、決して忘れてはならんがね。
時には、相手と違うことを思うこともあるだろう。
相手の意見に賛同できぬこともあるかもしれん。
そんな時に、
「なぜ自分の気持ちをわかってくれないのか!!」
と、一方的に責めてはいかんがね。
だいたいそれは実に幼稚である。
多少シャクに障っても、互いの違いを認めることから始めたまえ。
それがあって初めて、良好な関係を深めていけると心得るがね。
同じ考えのもとで仲良くやるのは簡単だ。
考えの違いを認め合える方が難しい。
しかし、それができるからこそ、良好な関係と言えるのだよ。
つまりだ。
良好な人間関係(パートナー)とは、
「なんでもわかってくれる関係」
ではなく。
「お互いの違いを認め合え、共通点を大切にできる」
ことなのだ。
これはどんな関係にも役立つから、しっかりと心に留めるがね。
おっと、なにやら黒龍が呼んでいるがね。
ヤツは我と違う考えの方が多いのだ。
なんせ我が
「わたあめに寝転がって遊ぶがね!!」
と言った時も、
「どうぞどうぞ。私は横で見ておりますので、ガガさんは心ゆくまで遊んでください」
と、つまらんことを言ったのだ。
しかしだな。
我がわたあめでベタベタになって困っているところを、黒龍が助けてくれたのだよ!
うーむ。
やはり、考えが違っていて助かったがね。
一緒に遊んでいたら、互いが動けなくなっていたからな。
諸君も気をつけたまえ。
さらばだ!!
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今日もご愛読ありがとうございました!