皆さん、おはようございます!!
タカです!!
唐突ですが、僕はメルマガで質問を受け付けて、それにお答えしているんですが、
その中に多い質問があります。
きっと気になっている方も多いと思うので、今回は多くの方に知っていただきたくブログでお答えしたいと思います
その質問がこちら。
質問です!
今、一番のニュースと言えばコロナウィルスに関することですが、私は、タカさんがブログでおっしゃってる「正しい知識、常に考える」に激しく同感です!
そして、その上で、
このコロナウィルスの収束、コロナウィルスからの肺炎などができるだけ広がらないように神社参拝の時にお祈りもするのですが、コロナウィルスや感染症などの収束に力を出してくれる神様がいらっしゃれば教えていただきたいです!
たしかに大事なのは自分たちでやるべきことをすること。
正しい知識を身につけて、予防を心がける。
そして自分のできることをすべてやったら、後は神頼みしたくなる、それが人間です。
では、そんな時に頼りになる神様は?と聞かれたら、
やっぱり疫病を司る神様、牛頭天王と同一視されるスサノオが祀られる……
そう!
京都八坂神社(祗園社)でしょう。
牛頭天王は、疫病を司る神様で、丁寧にお祀りすることで疫病を退散させてくれると信じられていました。
日本では、疫病神とか貧乏神でも神様としてお祀りする理由はそこ!
実は、どんなに悪い神様でも丁寧に祀ることで、逆にその災いから人間を守ってくれると信じられていたんです。
だから、貧乏神も東京の牛天神北野神社の境内に太田神社としてちゃんと祀られている。
長野には貧乏神神社という神社が本当にあるほどです。
で、話を八坂神社に戻すと。
もともとの初めは平安時代にまで遡ります。
疫病が全国に大流行した時に、人々は牛頭天王に疫病退散を祈願して御霊会(ごりょうえ)を行ったのです。
そして疫病を退散させるために、二丈の鉾を68本作って、神輿と共に練り歩いたといいます。
ちなみに68という数字は、当時の日本の国の数と言われています。
つまり、日本全国の疫病退散の願いを一心に受けたのが八坂神社の牛頭天王こと、スサノオだったということ。
これが京都の八坂神社で有名な祇園祭の始まりというわけです。
今では、博多の祇園山笠や神奈川の鎌倉大町祇園祭。
僕がかつて住んだこともある、福島県南会津の会津田島祇園祭など全国で祇園祭が行われています。
これも日本が疫病から守られ、健康的に過ごせますようにという願いの表われなんです。
あ。
せっかくなので茅の輪のお話もしましょうか。
よく6月の夏の大祓で見かける大きな輪っか、ありますよね?
これこれ。
この起源も疫病退散。
ある時、旅の途中の神様を兄は裕福にも関わらず宿を貸すのを断り、弟の蘇民将来は貧しいながらも歓迎しました。
神様はそれに応え、
「お礼にいいことを教えます。茅で作った輪(茅の輪)を腰につけておきなさい。そうすればそれを目印に疫病にかからないように守ります」
と言いました。
蘇民将来がその通りにしたところ、家族全員疫病にかからずに健康に過ごせた。
その逸話に沿って今の風習があるわけです。
そしてその神様こそが、牛頭天王ことスサノオだったわけです。
今でもスサノオにまつわる神社などでは茅の輪の形のお守りが授けられるところも多いです。
自分のやるべきことをしたら、そんな形で神様に願うのもいいと思います。
僕たちも今日は、神田明神へ。
コロナウイルスの早期終息を願うとと共に、新刊のご報告を静かにしてきたいと思います。
それでは皆さん、できることをちゃんとして落ち着いて一日を過ごしましょう。
混乱の最中ですが、自分で良き日にしていましょうね!!
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今日もご愛読ありがとうございました!