ガガの説法～悪役も悪くないという話～

読者の諸君、おはよ―なのだよ！！







ガガだがね！！！

さて、今日は土曜日だが、諸君は良い朝を過ごしているかね？

 

タカとワカは相変わらず仕事が忙しくてだな、毎晩遅くまで起きているのだよ。

時には朝方になることもあるがね。

なんせ、今はもう１２月だろう？

 


世の中の会社というのは年末年始の休みがあるから、

なんでも前倒しに進めんと後々エライことになるのだよ。

 

なんせタカのような原稿商売は、締め切りというものがあるからな。

 


世間は自分中心に回っているわけではないから、

人に迷惑かけんようせんといかんがね。

 


特にだ、ただでさえこいつらは人様に世話になっているのだから、尚更だがね！！！

まあ、一番世話しているのは我なのだがな。

 


ところで、そんな我も世の中では「悪役扱い」されることがあるのだよ。


我は口は悪いが、諸君に対して誠心誠意向き合ってるつもりなのだが、やれ乱暴だとか下品だとか怖いとか偉そうにしてとか、様々なことを言われるがね。


我が本気で諸君に幸せになって欲しいと思いする助言が、嫌がられることもあるのだ。


おまえに言われなくたってわかっているという感じかね。

わかっているならなぜやらんのだ、と言いたいところだが、何度言ってもわからんやつはこちらでもどうしようもないのだ。


実に悲しいことだが、世の中には仕方がないこともあるのだよ。


ただ、我は悪役が嫌なわけではないのだ。


皆が良い格好をしたがるのがこの世の常、これまたいつも悪役を探している。


悪役に対してはなんやかんやと文句や悪口を言いやすいのだよ。

誰かがこのような役をしなければならぬなら、やむを得んがね。


別にヒーロー願望があるわけではないが、とりあえずその役を買っておくがね。


いつもは面倒なことは黒龍になすりつけるのだが、この役だけはそうはいくまい。


黒龍のどこにヒール要素があるのかね？


あんなにマジメでできた龍神はいないがね。

相棒といえども、アッパレなのだよ。


ちなみにだが、このことはタカとワカにも常々言っているのだ。


大切な者のためには、言うべきときにしっかりと言う勇気が必要なのだ。

それができるようになって初めて人のためになるのだよ。

嫌われることもあるが、そこは割り切るのだ。

皆がやりたがらない「悪役」を買って出るのは、成長のために必要なことでもあるのだよ、とな。



諸君も、大切な者の悪役になるのを恐れてはいかんがね。


どうでも良いことなら問題ないが、言わねばならぬことは心を鬼にして言いたまえ。


その時は恨まれても、冷静になればわかってくれるものさ。


よほどのバカでなければな。


それでは諸君、良き週末を過ごしたまえ。


さらばだ！！








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