神社に参拝していると、「奥宮」という言葉をお聞きになることがあると思います。
おくみやと読むんですが、口に出してみるととても美しい言葉ですよね。
では、奥宮とはなんでしょう？
実は、日常的に僕たちが参拝する社殿とは別に、
本来神様がいらっしゃる領域、
特に険しい山の山頂などに奥宮を祀っているんです。
そう、神様がいらっしゃる領域に奥宮がある。
つまり、奥の宮こそが本来神様がいらっしゃる処なんです。
だけど、そんな険しいところに人が行くのは大変だから、
山の麓とか町の中など参拝し易い場所に社殿を建てたんですね。
これを奥宮に対して、「里宮」(さとみや)などと言います。
ですから奥宮に参拝するということは、本来神様がいらっしゃる領域に足を踏み入れるわけで、
その信仰の源流に触れることになります。
もし機会がある方は、奥宮へ参拝に訪れてみてはいかがでしょう。
もちろんその時は、神域へ足を踏み入れるわけですから、最大限の敬意を忘れずに。
ちなみに、僕が昨年訪れた島根県雲南市に鎮座する須賀神社。
こちらの奥宮は、
車で５分ほど登ったところにある山道入り口から登ります。
ご神体は、
夫婦岩と呼ばれる巨岩。
御祀神のスサノオと妻クシナダヒメが寄り添っている姿が目に浮かぶようです。
そしてファンの方からも、
ガガさんと一緒に貴船神社の奥宮へお参りしてくれたとの報告が。
嬉しいご報告、ありがとうございます(*^-^*)
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