ふと思ったことがあるんです。


日本って、何にでも「神様」って言葉を使うじゃないですか?


手塚治虫さんを「マンガの神様」

矢沢永吉さんを「ロックの神様」

ブラジルのペレを「サッカーの神様」

 


野球では「代打の神様」なんて愛称を聞きますし、

「お客様は神様です」という言葉もよく聞きますよね。


そう。

日本には神様が氾濫してるんです!

 


ちなみに先述の「サッカーの神様」ですが、

外国では「The King of football」(サッカーの王様)と言われています。


なぜなら、GODは、唯一神だから。

そんな言葉を使ったらエライことでしょう。


でもきっとこれを読んでくれている皆さんも、違和感なく、

「神様」という言葉を口にしていると思います。


そこが日本人のすごいところなんですよね。


なぜなら、日本人は八百万の神様と言って、どんなところにも神様がいると考える。

山や海、川だけでなく、身近な土や水、石ころに、あなたの住む家にだってたくさんの神様がいる。


家の門や出入口、屋根や土地をそれぞれ守ってくれている神様がいる。


神社にいらっしゃる神様だって、古事記の神様だけでなく、

菅原道真や徳川家康、平将門など、もともと人間であっても神様にしてしまうわけです。


それが日本人の神様の概念。

それを本居宣長が古事記伝でわかりやすく表現してくれています。


鳥獣(とりけもの)木草のたぐひ海山など、

 

其余(そのほか)何にまれ

 

尋常(よのつね)ならず

 

すぐれたる徳(こと)のありて

 

可畏(かしこ)き物を迦微(かみ)とは云なり

 


つまり、

良いものでも、悪いものでも、すべて尊い神様である。

ということ。


そして神様とは、感謝すべきものの意味。


日本人は、それだけ多くのものに感謝の気持ちをもって生きてきた。

だから、今もなお、日本人の身の回りにはたくさんの「神様」がいらっしゃるということ。


それが言葉の表現にも表れているんですね。


そう考えると、

この自然の中にもたくさんの神様が溢れている。





そんな日本って素敵です(*^-^*)






※ガガや僕たちに質問がある方は、メルマガにご登録の上、Q&Aコーナーをご活用ください(*^-^*)

初月は無料です。

 

メルマガはこちら



最新刊絶賛発売中!


好評発売中! 



龍神ガガシリーズ第2弾!


初著書

 
今日もご愛読ありがとうございました!