最近、よくこんな話を耳にします。
「好きなことで食べていきたいので、会社を辞めようと思います」
こんな話を聞く度に、私は少々の疑念を抱かずにはいられません・・・・・・。
読者の皆さん、こんばんは。
黒龍です。
今夜は、いつもと少し違う感じで私の胸の内をお伝えしたいと思います。
最近、よく耳にすること。
好きなことで生きていきたい、好きなことで食べていきたい、というフレーズ。誰もが憧れることでしょう。
音楽をやりたい、絵を描きたい、カウンセラーになりたい、占い師になりたい、役者をしたい、本を書きたい、モデルになりたい、等々。
しかし、現在は外でパートの仕事をしていたり、会社員だったり、アルバイト生活だったり、生活のために仕事をこなしている状態。
生活のための仕事は好きでやっていることではないから、辞めてしまおう。
好きなことをすればいいんだから。
好きなことをやれば、おのずと運が回ってきてきっと成功するんだから。
好きなことでお金を稼げればきっと苦労はないだろう、楽しいことばかりだろう、遊んでいるように幸せな日々だろう、天国だ!!
もし、そう考えている方がいらっしゃいましたら、これから申し上げる私の言葉でとても嫌な気持ちになるかもしれません。
ですから、最初にご無礼をお詫びいたします。
好きなことで生きていくなら、甘い考えはすべて捨ててからにしましょう。
誰も助けてはくれません。
表面上の「頑張って」や「応援してるよ」の言葉が、交わされるだけです。
あなたの好きなことを、あなた自身が価値に変える、すなわち金銭に変えることができなければならないのです。
好きなことを金銭に変えるには、地道な営業と宣伝が必要不可欠になります。
現在はインターネットいう大変便利なものがあり、多くの方が自分の価値を高めようと努力されているようですが、残念ながらほとんどが功を成さないでしょう。
本気で自分を売り込むのならば、最後は人間同士です。
リアルな社会でコネクションを作り、本ならば出版社や編集者、役者ならばオーデション、絵ならば小さくても個展開催など、とにかく実際にどなたかに会ってみるのです。
断言しましょう。
インターネットやSNSには限界があることを。
ですから、もしもあなたが本気で好きなことで生きていきたいと願うのなら、そろそろ本物の社会に目を向けましょう。
売り込むにはコストもかかります。
インターネットでなんでもタダで済まそうと思うから、そこから先がないのです。
ここまで読んでいかがでしょう?
私は今夜、とても厳しいことを言っていますね?
しかし、私たち龍神は本気の人間しか後押しできません。
もしも、あなたの願いが夢に毛が生えた程度のフワフワしたものならば、叶えて差し上げた後に辛い思いをさせることになります。
それは私どもの本意ではありません。
ですから、こう問いたいのです。
あなたは本当に好きなことで生きていきたいのでしょうか?と。
外で働くことのほうが、楽なこともありますよ。
自分の才能を否定されることもないし、ズタボロに攻撃されることもない。
決まった休みが取れるわけでもなく、常にピリピリしてしまうかもしれない。
世の中のニーズに応えなければならないから、自分の好きな作品が造れるとは限らない。
常に自分で経済を回さなければならない。
多くの困難と共に日々を生きる、これが真実です。
しかし……。
その困難の何倍もの大きな喜びを味わえるのもまた事実です。
生きている実感と、誰かの役に立つ幸せを味わえるのも本当です。
それはほんの一瞬ですが、確かに存在します。
その気持ちを心から味わってみたいと切望するならば、きっとあなたは好きなことで生きていくことができるでしょう。
しかし、どこかで躊躇しているならば一度考え直しましょう。
お仕事をしながらでも、アルバイトをしながらでも、好きなことを趣味として生きていけば良いではありませんか。
ちゃんと働くことが一番大切なのです。
キラキラした世界なんてものは、本当は存在しません。
キラキラしているように見えるだけ。
偽りのキラキラに惑わされて、大事な日常を忘れないようにご注意ください。
やりたいことには想像以上の責任が伴う、それでもしたいなら堂々とチャレンジする。
これを教訓にして頂ければと思います。
黒龍の胸の内をお送りしました。
※ガガや僕たちに質問がある方は、メルマガにご登録の上、Q&Aコーナーをご活用ください(*^-^*)
初月は無料です。
メルマガはこちら
最新刊絶賛発売中!
龍神と巡る 命と魂の長いお話
1,512円
Amazon
|
好評発売中!
悩みを消して、願いを叶える 龍神ノート
1,620円
Amazon
|
龍神ガガシリーズ第2弾!
日本一役に立つ! 龍の授業
1,500円
Amazon
|
初著書
妻に龍が付きまして・・・
1,500円
Amazon
|
今日もご愛読ありがとうございました!