僕たちがいつもお世話になっている神様。

 


出雲大社のオオクニヌシ。

 

昨年もご挨拶にいきました。

 

どんな願い事でも必ず「縁」が必要です。

 

プロのスポーツ選手になりたければ、良いコーチとの縁。

歌手になりたければ、良いボイストレーナーやプロデューサーとの縁。

会社で昇進したければ、良い仕事や上司との縁。

 

その縁をつないでくれるのがオオクニヌシなんです。

 

 

だから、僕たちはどんな願い事もまずはオオクニヌシに聞いていただくんです。

 

そして、その出雲大社で有名なのが

 


このでっかい注連縄!!

 

「なんで出雲大社の注連縄って大きいんですかね?」

僕はふとガガに聞いてみた。

 

すると、

 


 

「タカや。おまえ、注連縄の意味をちゃんと知ってるのかね?」

と、まさかの逆質問。

 

僕だって古事記研究者のはしくれである。

 

「もちろんですよ。注連縄とは、聖域である神社に穢れたものが入らないようにするための結界です!!」

僕が自信満々でそう言うと、ガガはグッと顎を引く。

 

「ほう、やるではないか。その通りだ。では聞くが伊勢神宮には注連縄はあるかね?」

 

あ、あれ?そういえば・・・なかったような・・・

僕はそこでハッとする。

 

伊勢神宮では、神聖な場所を示すために「榊(さかき)」が使われている。

「さかき」は「境(さかい)になる木」という意味もあり、鳥居などにも飾られているが・・・

たしかに注連縄は・・・ない。

 

「伊勢という土地は、その土地自体が聖域なのだよ。だから注連縄は必要ないのだ」

 

「では逆に出雲大社には、必要以上に大きな注連縄があるのはなぜでしょう?」

僕の問いかけにガガはニヤリと笑った

 

「そこがオオクニヌシのすごいところなのさ。もともとオオクニヌシは地上世界を統一した神様だがね。まだまだ荒れていた荒野を開拓した」

 

そう、だから北海道などの開拓地では開拓の神様として大きく祀られているのだ。

 

「そんな神様だから、どこにいるどんなヤツでもウェルカム!!と、受け入れてくれるのだ」

 

「なるほど。どんな人でもやって来れるように大きな注連縄で結界を強くしたわけだ」

なんて寛大な、と僕は頷く。

 

日本人みんなの総氏神として聖域に祀られるアマテラス。

 

どんな人間でも寛大に受け入れようとするオオクニヌシ。

 

 

そんな天つ神と国つ神に見守られる日本という国は、本当に幸せな国だと改めて思う。

 

 

「そう言えば、龍神様は伊勢よりも出雲の方がたくさんいらっしゃるってガガさん言ってましたよね」

僕は思い出したように言うと、

 

「なに!我が穢れているというのかね。我はきれい好きの龍神なのだ!!タカや、もう一度言ってみるがね」

 

いやいや・・・そんなこと言ってませんってば。

そうやっていつも僕を悪者にするんだから、もう。

 

 

 

 

 

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