読者の諸君、

おはよーだがね!!





ガガなのだ。


昨日までの旅の疲れか、タカとワカはまだグースカピーと寝ているがね。

ふん、ふてぶてしく寝坊するとは生意気な。

しかし、広い北海道をあっちへこっちへ短時間で回ったからまあ、無理もなかろう。今日くらいは多めにみてやろうではないか。

 


 

しかし、読者の諸君を待たせるわけにいかん。

そこで、今朝は我が話をすることにしたのだよ。


さて、諸君は夢や目標を持っているかね?


あるに越したことはないが、もちろんなくたって恥じることはない。

日々を平和に過ごせればそれで充分幸せというのも、ひとつのあり方だからな。


とはいえ、生まれて来た以上は何か達成感を味わって欲しいとも思うのだよ。

我を慕ってくれる諸君には、少しでも楽しい人生にして欲しいと願っているのも事実だがね。


小さくても良いからなにか夢や目標があった方が、より充実した生き方になるのは間違いない。

昨日までの三日間、タカとワカは新たな出会いと経験で実に刺激を受けたのだよ。


北海道の冬を経験し。

地元の人間に会い。

その場所の歴史や文化に触れる。


特に北海道という土地は、過酷な開拓の歴史がある。


たとえば、タカが無邪気に頬張っていた





帯広名物の豚丼だが、これにも先人の知恵が詰まっているのだよ。


それは十勝地方で養豚が始まってからも、まだ満足な調理器具もない時代のことだ。

トンカツやポークソテーのようなハイカラなものは無理でも、庶民が簡単に食せるようにと、鰻丼をヒントに醤油味の薄切り豚をメシに乗せることを開発したというではないか。


ワカがうまそうにかぶりついていたものも同じだがね。




砂糖をまぶしたアメリカンドッグとかいう代物だ。





どうだね?他ではお目にかかれんだろう?


これもかつて炭鉱などで肉体労働をしていた人間たちが

「疲れたら甘いものを」

と、アメリカンドッグに砂糖をまぶしたことが起源だと言われているのだよ。


注意ちなみに、このあたりの知識は私がガガさんにお教えしました、念のため。黒龍。

 


タカも本で勉強するばかりでなく、実際にその場所で足を運び体験して欲しいと我は強く思ったのだよ。


その土地の文化に触れるだけで、どれだけの感動があったか。

やつらはヒシヒシと感じているはずさ。

 


我が言いたいのはそこなのだよ。


夢がない。

 

やりたいことがない。

 

つまらない。


 

そう言って、何もしないのが最も良くない事だがね。

 


夢ができてから動くのではない。

夢がないから動くのだ。

動けば必ずなにかにぶち当たる。ぶち当たった先には光が見えるものだ。

50代でも60代でも、いや70代の爺さん婆さんでもまだまだ大丈夫だがね。

それならばもっと若い者は多くの夢が見られるではないか!!

 


 

新しいものを探してみたまえ。

 

新しい誰かと会ってみたまえ。

 

新しい衣を纏ってみたまえ。


恐れるな。

まずやってみるのだ。

そこから自分の中に、なにかが芽生えるはずだ。


その芽が地味に育っていき、やがて夢というものが生まれるのだよ。

 

種を蒔かねば芽は出んし、花も咲かない。蒔いてもいないのに、他人の花を羨ましがってるようじゃいかんがね。

きっとタカにも、新しい何かが芽生えただろう。

かつてはダメダメだったあの男が、今はダメが一つ減ってダメに成長して我は嬉しいのだよ!!


 


 

おっと、噂をすればなんとやら。

タカが起きそうな気配がするがね。

やつは我をイジメるのだ。

この偉大なる龍神をイジメるとは、なんというひどいヤツではないか。

(これは完全に言いがかりです。 byタカ)


我はもうイジメられたくないから、去るとしようか。

というわけで、諸君も良い一日を過ごすがね。


さらばだ!!





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