「親の因果が子に報い」という言葉があります。


これは親のした悪業の報いが、罪もない子に現れるという意味。


たしかに日本では昔から悪いことがあると祟りとか呪いとか、その手の言葉がよく使われますよね。


そう考えるとちょっと怖くなるものです。

ですが、そんな時に黒龍さんこう言ったのです。


「こう考えてはいかがでしょうか。『親の因果で子が報われる』と」


人間悪い方にばかり考えがちですが、実は親の因果でそれ以上に良いことが返ってくることの方が多いのです。

だからこそ、嬉しいこと、ありがたいこと、そういうことに目を向けて生きることが、災難を吹き飛ばす一番の術なんです。


と、これについては僕の新刊

「龍神と巡る命と魂の長いお話」(扶桑社)






にて、詳しくお話しているわけですが。


今日はひとつ、その実話をご紹介します。

僕の友人でもあり、気仙沼で自らも被災し、自ら政治の場へ踏み出した経験を持つ、

気仙沼市議会議員の菊田篤さんが僕の新刊を読み、まさにこの

「親の因果で子が報われる」

という言葉を実感した出来事を語ってくれたのです。


ぜひこの出来事を皆さんにも知って頂きたく、篤さんの許可を頂き、文章を引用させて頂きます。

(一部、読みやすく修正させて頂いております)



―――――(引用ここから)―――――


今、オレが住んでいる仮設住宅扱いの貸家・・・築60年・・・

実はもともと貸家ではない。

おおやさんが物置として使っていたところ。

新築する10年前はおおやさんの家だった。

震災直後は、ずいぶん沢山の人から貸してほしいと申し込みがあったらしいが中も古いこともあり断っていたとのこと。

では何故オレん家がオファーもせず借りられたかと言うと、

おおやさん家のお婆さん(おおやさんの母親)が、

菊田家に『貸してあげなさい』の鶴の一声で貸すことを決めたらしい。

そこには歴史があった・・・

昭和10年代後半、お婆さん家族(おおやさんが赤ん坊のころ)が命からがら満州から引き上げて故郷気仙沼に帰って来た。

しかし、住むところがなかった時に、たまたまオレん家の脇にあった小屋を祖父さんが住居として貸してあげたそうな・・・。

それからは仲良く親戚のような付き合いをずっと続けている。

その時の思いが、お婆さんの中にはあり、震災で家が流されたオレん家の家族を不憫に思いおおやさんに『貸してあげなさい』と言ってくれたらしい。

非常にありがたい話しである。

家族も一軒家に住むことが出来てスゲー喜んでいる。

だから床板が陥没していても、おおやさんには言えない・・・。

今度の連休を利用して床板を貼り治そう!

今のところ、畳みだけでもっているが・・・抜け落ちる前に・・・。

新しい家も早く取り掛からなければ・・・


 

―――――(引用ここまで)―――――



このお話を聞いて僕もビックリしました。


まさに、親の因果で子が報われたわけです。


新刊では、僕の祖父に僕たちが救われた話を書いていましたが、

もしかしたらこんな出来事はいろいろなところで起きているのかもしれませんね。

世間では、祟りとか呪いとか、そういう怖い話ばかりが綴られがちですが、

こういうお話もたくさんある事実を、ぜひ知って欲しいと思いました。


そして何より、僕たちもあったかい気持ちになりました。


篤さん、ありがとうございます。

素敵なお祖父さんですね!!


また、





カラオケ屋さんでバッタリお会いするのを楽しみにしております!(笑)

いや、ほんとバッタリ(^^;)




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