さて、いくつか質問を頂いているのですがそのひとつに
「西洋にも龍はいるのですか?」
という内容に今日はお答えしたいと思います。
結論から言いますと、
龍は世界中にいるよ。とのことでした。
そりゃ龍は地球を守る存在ですから東洋だけでなく、西洋にもいますよね。
が、しかし!
数でいえば、圧倒的にアジア、特に日本に多いそうです。
龍とコンビを組めている人の数も同様です。
なぜでしょう?
龍だって、居心地がいい場所が好きなわけです。
人間だって、居心地が悪いところにはいたくないもの。
みなさんは、「ドラゴン」と聞いたとき、どのような姿を思い浮かべますか?
太い二本足で立って火を吹く姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
まさにこれが長年、龍が感じる西洋での自分たち(ドラゴン)に対するイメージなんだそうです。
日本で大ヒットしたゲーム、ドラゴンクエストのドラゴンを思い出してもらえればわかり易いかもしれませんね。
火を吹き、人間に敵対するかのような存在。
これが西洋でのイメージだとしたら、
「恐い存在」
「悪者」
といったイメージが先行しているのもわかる気がします。
対して、中国や日本では、
神社などでも神格化された存在として長年親しまれていることがわかります。
つまりは、自分たちを
「恐い」、「悪いやつ」、「人間に害を及ぼす敵」
という印象を持っている人たちのところよりも。
「神秘的」、「神様」、「憧れの存在」
と思っている人たちのところにいたくなりませんか?
龍の存在がアジアに多くなるのは必然と言っていいでしょうね。
日本では龍の存在は中国大陸から伝わってきたと言われていますが、弥生時代の土器にすでに80点ほど「龍」とみられる絵柄が発見されていますから、それだけ龍と日本人の関わりは深いものだったといえます。
また、日本国内でも四国などは比較的少ないといった地域性もあるようです。
これは、四国で「龍」と名の付く伝説を調べていくと、本当は「蛇」だった。
というものが多いのが要因みたいですね。
蛇の姿が龍に似ていることで蛇信仰を龍信仰と混同されているケースが非常に多く、蛇信仰に偏る風土から少なくなった可能性もあります。
実はこれは四国に限った話ではなく、私の身近でもあります。
龍神社と書いてありますが、実はこれは山神として蛇を祀ったもの。
よくよく俗称を見てみると「蛇王明神」と書いてありますね。
もちろん蛇がダメだと言っているわけではないですよ!
アジアでも、古くからの信仰形式であるシャーマニズムのように蛇を山の神として信仰している蛇信仰も多いのです。
大事なのは「蛇と龍は違いますよ」ということ。
だから蛇信仰の強い地域はなじまずに龍に対する信仰、親しみを感じる地域に多く存在するのだろうと思うんです。
そう考えれば、どうやったら龍とお近づきになれるか?は簡単ですよね!
まずは、龍という存在に親しみを持って接すること。
こんな神秘のパワーを持った存在と友達になれて、運気も上がるなんて楽しくて仕方ありません(笑)。
なんだか龍に見える雲がある。神社に龍がいそうな気がする。
などなど、みなさんもこんな感じで意識してみてください。
生活の中で龍を身近に感じながら過ごすだけでも周りに龍が寄ってくるかもしれませんよ!
今日もご愛読ありがとうございました!!