海南シカクワガタです。
BE-KUWA91号でssp.に昇格しました。
ssp.とはなんぞや?
亜種はその生育地が同種の仲間と地理的に隔離されており、そのために他の地域の同種の仲間との交雑は通常起こらない。しかし、遺伝的に可能である。亜種は地理的隔離のために特徴ある形態を示すことが多い。学名記載上は[subsup.]または[ssp.] と略記し、キャピタル、イタリックを使わない。
という事です。
つまり亜種登録はされては居ないがその一歩手前にあると言うことになります。
BE-KUWA91号では、顎の形状の違いや大あご基部下向き突起の違いについて詳しく解説してくれています。
あと補足として♀に大きな違いがあります。
↓チュウゴクシカクワガタの♀
符節が赤いです。
↓海南シカクワガタの♀
符節が黒いです。
海南シカクワガタのWDは何ペア入って来たのでしょう❓
私が知りうる限り、2020年の春先にWF1が3ペア販売されました。私も入札してたので良く覚えています。
WF1は高額で落札されました。3ペアのウチ2ペアは知ってる方が落札されました。
私は翌年に更に高額で1ペア落札しました。
実はそれ以外は見た事が無いのです。
そもそも海南島からクワガタを持ち出すのはかなり厳しいと聞きます。そんな事を考えると、海南シカの今出回っているのは、実は1ペア、もしくは1♀から増えてるのではないのか?なんて気になります。
そんなことをふと想像してしまいました。
本日も最後まで見て頂き、有難う御座います。