藤村です。
健康のためにビタミンのサプリメントを飲んでいる方は多いと思います。
サプリメントが日本より一般的に普及しているアメリカで、マルチビタミンの効果についてのかなり長期的な調査が行われました。
男性の医師約1万5000人に対して、マルチビタミンを飲み続けた人と飲まない人に分けて、11年間にわたって追跡調査をしました。
11年後、ガンを発症した人は、マルチビタミンを飲んでいた人で1000人あたり年間17人、飲んでいなかった人で年間18.3人でした。
差は少ないように思われますが、発症率に換算すると8%の差があります。
ガンのリスクを1割弱減らすことができるというのは、なかなか大きいのではないでしょうか?
また、一度ガンを発症した人の再発率に限れば、実に27%も低下していたそうです。
マルチビタミンの効果もなかなか侮れませんね。