こんばんは、大阪マラソンに向け日々走り続けるコンディショニングトレーナー・櫻井です！
先週「代謝を上げるレシピ」について書きました
では運動はどんな種類のものが代謝を上げやすいのでしょうか？
これについてはat easeメルマガの過去の記事に書いてあるものを紹介させていただきます
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[2011年9月11日配信 第5回at easeメルマガ 「ダイエットと筋トレのホントの関係」より]
こんにちは、at easeの櫻井です！
9月も半ばですが、まだまだ暑いですね～！
しかし朝晩は幾分涼しくなり、確実に秋が近づいているのを感じます。
今回は食欲の秋に太りやすい方必見、「太りにくいカラダをつくる筋トレ」についてご紹介いたします。
よくダイエットの本やテレビ番組で「筋トレで筋肉を増やすと、基礎代謝が上がり太りにくくなる（もしくは痩せる）」と言いますよね。
基礎代謝とは、生命維持に最低限必要なエネルギーで、言い換えると1日寝てるだけでも消費するエネルギー量です。
ではホントウに筋肉が増えると基礎代謝は上がるのでしょうか？
実際には、筋肉が1kg増えると基礎代謝は1日あたり20～50kcal（諸説あり）増えるとされています。皆さんが期待するほど大きな数値ではないかもしれませんね。
そして実際には筋肉を1kg増やすのはタイヘンです、長期間ガンバって2kg増やしたとしても1日あたり40～100kcalの増加です。
もちろん安静時で何もしなくてもこれだけのエネルギーが余計に消費されるわけですから、日々積み重ねていくと結構な量にはなります。
・・・ですが・・・
「そんな長期間ガンバって筋肉を増やすだなんてできない！無理！（泣）」とおっしゃる方も多いと思います。
しかし心配ご無用!!
近年のアメリカでの研究によると、伸張性筋活動（後で説明）を強調した全身の筋トレを行うと、即座に安静時代謝（イスに座った状態でのエネルギー消費。基礎代謝より約20%高い）が上昇し、最長72時間後まで続いたそうです！
伸張性筋活動とは、筋トレで「戻す」局面を言います（例：上げたダンベルを下ろす局面、スクワットでしゃがむ局面）。
ゆっくり戻すのを意識した筋トレを行うことで、安静時代謝が鍛錬者では約8%、非鍛錬者では約9%も増加したそうです。
ですから「月・水・金」「火・木・土」のように筋トレをすれば、常に代謝の高い状態が保てるということですね。
まとめると、「筋肉量が増えなくても、筋トレには即時的に代謝を上げる働きがある！」ということになります。
また筋トレには、交感神経を活性化させる働きがあるので、それによる代謝アップ効果も間違いなくあると思われます。
間もなく訪れる食欲の秋も、筋トレで代謝の高いカラダを作っておけばコワくない！