こんばんは、三角筋に少しストリエーションが入ってきた櫻井です
昨日第12回at easeセミナーを執り行わせていただきました!
「身体は脊柱・骨盤から」ということで、仙腸関節や椎間関節に対するアプローチの仕方を我らがF先生にご教授いただきました
初めてご参加いただく方も多かったのですが、F先生の親切で丁寧なご指導のおかげで、真剣な中にもアットホームで楽しい雰囲気で進めさせていただきました
ご参加いただいた方々ならびにF先生本当にありがとうございました!m(_ _ )m
でそれに乗っかって私も仙腸関節について少しだけ(b^-゜)
仙腸関節とは腸骨(骨盤の左右の大きな骨)と仙骨(腸骨に挟まれた逆三角形の骨)の間にある平面の関節(青色の矢印部分)です
昔は動かない関節とされていましたが、実際には3~5mm程度(個人差有)動くことがわかっています
この仙腸関節の動きが悪かったり、安定性が悪かったり、または左右で歪みやズレがあったりすると、腰痛やヒザ痛その他肩や首の痛みにつながったりする恐れがあります
動きや歪みの改善はAKAと呼ばれる徒手療法や、その他の整体法(自己で行える体操的なものも含む)により行いますが、ここでは安定性に関与する筋肉について挙げてみます
お腹の深部にある腹横筋と内腹斜筋は、腸骨稜(腸骨の一番上のフチ)に付着しており、これらの筋が働くと左右の腸骨稜に対して水平方向の力が生じ、仙腸関節を前方で圧迫し安定させます
腹横筋のトレーニング
内腹斜筋のトレーニング
また股関節の深部にある梨状筋が硬かったり、また左右に柔軟性の差があると仙腸関節に歪みが生じやすくなります
梨状筋のストレッチ
その他仙骨に付着している腰部多裂筋や、対側の大殿筋と広背筋の収縮も重要であるといわれています
もちろんこれらのトレーニングを行う前に、適切なケアによってカラダをできるだけニュートラルな状態にしておいた方が効果が高くなるのは言うまでもありません
適切なケア・トレーニングはat easeトレーナーにお任せを!p(^-^)q
参考文献:
脊椎の分節的安定性のための運動療法(Carolyn Richardsonほか著、エンタプライズ)
触診機能解剖カラーアトラス下巻(竹井仁著、文光堂)