4年前から毎年参加させていただいている椿組花園神社野外公演が今年も無事千秋楽を迎えました。
毎年、暑さと戦いながら、舞台と共に夏が始まり、夏が終わる・・・という感覚だったのですが、
今年は梅雨明けが遅れたせいか、「暑い夏」は感じることなく涼夏を過ごして終わりそうです。
僕の周りでは色んな事がありましたが
7月の間はずっと花園神社で過ごしていました。
毎日雨の中、単管(長い鉄のパイプ)を運んだり、ハーネスをつけて高所作業したり、役者が振り回す為の樹木を造ったり、家を一軒解体したり、、、
色んな事をしました。
その過程で揉めることもあったし、文句も出たし、怒られたし、客観的に見たらパワハラやセクハラもあっただろうしやっただろうし、良くも悪くもいろんな思いや経験をして、出演者、スタッフみんなで、ひとつの舞台を作り上げお客さんに見ていただきました。
そして全ての公演が終わってみんな
「楽しかったね」
と美味しいお酒を飲んでいます。
揉めてた人も愚痴をこぼしていた人もうまくできた人もそうでなかった人も
それぞれがそれぞれの想いを抱えながら
みんな「無事に終わってよかったねえ」と笑顔で飲んでいます。
ひと夏の舞台と一生の仕事。
同じくくりには当てはまらないけれど、こんなふうに一生を過ごせたらいいなと思います。
こんな風に生きていける世界にいると信じています。
この度も貴重な経験をありがとうございましたー!!