産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131128/scn13112811270000-n1.htm

「アイソン彗星」12月上旬が見頃 29日、太陽に最接近 肉眼でも?

2013.11.28


太陽系のかなたからやってきたアイソン彗星が29日に太陽に最接近し、順調に通過すれば12月上旬に見頃を迎える。夜明け前の東の空に、肉眼で見えるほど長い尾が伸びるのではと期待が高まっている。

 アイソン彗星は11月中旬以降に急速に明るさを増し天文ファンらによる撮影が相次いだ。29日は午前4時ごろ、太陽の直径より短い距離に太陽に近づき、かすめるように通過する。

 米航空宇宙局(NASA)によると、これほど太陽に接近した彗星の行方は3通り。


(1)強い重力や熱で崩壊し蒸発する

(2)本体が何個にも分裂する

(3)生き残ってガスやちりを噴き出し非常に明るくなる。


国立天文台の渡部潤一副台長は「アイソン彗星は太陽をかすめる彗星の中では大きい。完全になくなるとは考えにくい」とした上で、最接近の後に「長い尾を伸ばす可能性が高い」と期待する


http://spaceweather.com/ より
◆2013年に向けて◆