日経新聞
2013/10/7より
東京電力は7日、福島第1原子力発電所1号機の原子炉に注水するポンプが
同日午前9時45分ごろ、停止したと発表した。
配電盤から電源が供給されなくなったためで、
直後に自動的に別系統のポンプを使った注水に切り替わっており、冷却は続いている。
東電や原子力規制庁によると、配電盤を点検していた作業員が
誤って操作パネルの停止ボタンを押したことが原因とみられる。
東電などが詳しく調べている。
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誤って…って
北海道新聞
より
福島第1原発で4カ月 がん「被ばくが原因」 札幌の55歳男性が労災申請
東京電力福島第1原発事故後の2011年7月から10月まで同原発で作業し、
その後膀胱(ぼうこう)がんなど三つのがんを併発した
札幌市在住の男性(55)が、発がんは作業中の放射線被ばくが原因だとして
労災の申請をしていたことが5日分かった。
原発事故後、被ばくを理由に労災を申請した人はこの男性を含めて全国で4人。
いずれも審査中で、労災が認定された例はまだない。
男性は重機オペレーターとして同原発の原子炉建屋周辺でがれきの撤去作業などに従事した。
被ばく線量が4カ月間だけで原発作業員の通常の年間法定限度である
50ミリシーベルトを超えたため、同年10月末で現場を離れた。
12年5月に膀胱がんが見つかり、札幌で手術。
今年3月には大腸がんと胃がんも見つかった。
現在も通院しながら抗がん剤治療を続けている。
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