付き合った期間わずか3ケ月

デートした回数わずか5回

キスの回数わずか2回

Hの回数わずかどころか0…


これがボクと元カノの2人だけの物語


彼女と初めて会ったのは遊園地の観覧車だった

互いにひとりで乗っていて互いの存在が分かったのが

頂上付近に来た時だった

ボクは海に沈む夕日を撮るためにファインダーを

覗いていた

その視線の中に泣いている彼女が入り込んできた

彼女はファインダー越しのボクの視線に

気づいたかのように流れる涙を拭く素振りも見せずに

ファインダーの奥にあるボクの目を見ていた

その目が夕日に照らされ彼女の頬がオレンジに

染められた時にはボクは彼女に恋に近い感情を

抱いていた


観覧車を先に降りた彼女はボクに視線を送ることもなく

その場を後にした

観覧車から駐車場に向かう途中さっきまで見ていた海に

オレンジの太陽が沈むのが見えた

そして…その太陽に重なるように立つ彼女の姿がそこにはあった

彼女はデニムのジャケットに手を入れて少し前かがみになって

ボクに何かを言っていた

その唇にカメラを向けてズームして写真を撮った

その唇は確かにこう言っていた


『いい写真は撮れたかな?』


沈んだ夕日の後に来る空の色がとてもキレイだったのを

今でも覚えている


               ~orangesky~


見上げた空に想いをこめて。。。

今日も一日笑顔でね。。。