久々にゲームレビューなんぞを。
今回は、私の初のフルプライスKey作品となったRewriteをば。
個人評価のほうでは極力ネタバレは避けるようにしますが、後半でルートごとにレビューするところではだいぶとネタバレをするので、ネタバレが嫌な人は「個人評価」のところだけを見ることをお勧めします。
○個人評価(1~5、総合はEマイナス~Aプラス)
・シナリオ:3.5
並程度といったところ。
扱ってるテーマは(全体にしてもルート個別にしても)気になってるテーマを扱ってくれていたし、その意味では個人的に興味深くはあった。
ただ、テーマはよかったと思うけど、文章は気になるところがあったり、個人的にはそれほど好みなものでもなかったり。
そういう意味でのこの点数。
とりあえず、ルートによって変わってくるので、後々ルートごとにちょっと細かく書くようにします。
ただ、私が他のKey作品をほぼやってないせいか、世間で叩かれてるほど悪くはなかったかなと思ってる。
・キャラ:4.0
可もなく不可もなくといったところ。
ただ、キャラによっては絵の微妙さが気になる。
ヒロイン陣ならちはやとか、それ以外なら西九条さん(目を開けたとき)とか……。
江坂さんマジダンディー、咲夜マジイケメン。
男性キャラの絵は比較的良かったと思うんだけどなー。
・CG(立ち絵含む):3.5
実は今までKey作品を避けてた原因の一つに、樋上いたるさんの絵がそこまで好きでないっていうのがあったのですよね。
リトルバスターズで、少し好きな絵になってきたなと感じ、リライトの宣伝ポスターなどで「あ、なかなか好みになってきたな」と感じたので購入を決意したものの、一部立ち絵が微妙だったり……。
ちはやとか、結構ひどい。
まあ、発売日前後に出てたイラストは割と好みなので、次回以降はKeyも絵買いするようになるかなぁとか思いつつ。
・音楽:4.8
これはよかった。
来月、サントラが一般販売されるそうなので、買いたいと思う。
・システム環境:3.8
マッピーでの探索がやや面倒くさかったり。
OPとかEDの演出はさすが。
ただ、ギャルゲー・エロゲーをやってると、いつも「こんなにセーブ場所使わねぇよ!」って思ってたけど、今回は結構使ったり。
それでも30~40くらいあれば十分だと思うけどね!
・総合:B
・総合:B
世間では結構酷評の的ですが、私としてはそれほど悪くなかったかと。
ただ、(Key作品にそれを求めてる人がいるかは知らないけど)らぶらぶしたのを求める人にはあんまり向かないと思う。
なんといえばいいのか……絵と音楽のついた小説を読んでるって言うのが一番適切な表現になるようなストーリー。
私は、ギャルゲー・エロゲーは多かれ少なかれそういうものだと思ってますが、他と比べればその度合いが強いとは思う。
ただ、押しという面では、少し弱いかなとも感じるのでB止まりということで。
以下、ヒロインごとや、ルートごとの記述に入るので、ネタバレ×な方は戻る推奨。
順番は、私がクリアした順。
【小鳥】
・キャラ
好みになるには押しが弱いかなといったところ。
ルート的にも、それほどぞっこんになるようなルートでもなかったし、絵的にそれほど好きと言うわけでもないし……。
・ルート
瞬間最大風速的には、小鳥ルートの両親の最後が一番泣けた。
ただ、それ以外は、始めにやったこともあって、状況の理解が最優先になってしまって、それほどでもなく。
終わったときのコメントにもちょろっと書いたことですが、始めに小鳥ルートをやると、勢力的に情報が入ってこない。
ルートとしても、山場が少なくて盛り上がりに欠ける。
ラストは、ちょっと個人的に合わなかった。
なので、すごく印象に残りづらい。
【ちはや】
・キャラ
個人的に、ゲームをやって一番評価の伸びたヒロイン。
性格が私の好みなんだと思う。
まっすぐで、自分が出来ないことを自覚しつつそれでも自分にできることを考えて行動して……。
立場にとらわれつつも、自分の芯を貫いたりとか。
そういった意味で、とても好ましいヒロインでした。
それはそうと絵が……(泣)
・ルート
山場が多いというか、話が二転三転する。
小鳥ルートとくらべると余計にその部分が際立って感じるので、その意味では、ちょっといろいろ詰め込み過ぎかなという気がしないでもなかったり。
まあ、小鳥→ちはやとプレイしたのなら、小鳥ルートでだいたいの流れをつかんで、ちはやルートで状況を確認してって感じでバランスはいいとは思うけど。
ただ、それを考えても、やはり山場が多いよなとは感じる。
【ルチア】
・キャラ
ルートの中でのキャラは良かったと思う。
ただ、共通では叫んでいる印象しかないというか(汗)
・ルート
一番、描写によって良さと悪さの差が際立ったルート。
らぶらぶしてる描写やバトルシーンの描写はすごくよかったと思う。
ただ、謎解きの間や、終盤の瑚太郎の鈍感さはものすごく微妙。
瑚太郎の微妙さは、プレイしていてイライラすらしてくる。
一番違和感があったのが、ちはやとルチアがケンカしているのに一緒に朱音さんの尾行をしている描写。
明らかにミスやろ……。
ここから犠牲者が多数でるルートが続くので、そのへんは好みの問題になるのかもしれないが……。
確かにご都合主義は微妙かもしれないが、かといって無駄に人死にを出すのは私はあまり好きではない。
ただ、ちょっと前に「生きる意味」みたいな話をしてたかと思うのですが、それに関連した話が主だったので、ルートで扱うテーマとしてはよかった。
自分の生きる意味は、自分では得られないんですね。
それもまた一つの結論か。
私の考えがそれと同じになるかはまだまだわかりませんが。
【静流】
・キャラ
容姿が好きなので、それに比例してそれなりに好み。
髪をくくらずに伸ばした静流もめちゃくちゃ可愛い。
ただ、まあ、Rewrite全体がそうなのですが、ルートでキャラへの好感度が増すってことはあまりないと思うので、その意味ではちはやほど好感度は伸びなかったかな。
こんななりしてヒロイン陣最強。
どこかで戦闘力は魅力に直結するって話をみた気がする。
・ルート
終盤の日記の描写はよかったと思う。
ちょっぴりぐっときた。
咲夜との戦闘も結構熱くなれる。
ただ、ルチアルート・朱音ルートもそうだけど、ハッピーエンドというより準ハッピーエンドがだから、その意味ではもうちょっとすっきりする形で終わってくれればなぁとは思う。
【朱音】
・キャラ
お色気担当。
ヒロイン陣では一番評価がわかれそうな気がするけど、個人的には(ルートがある)ヒロインの中で一番好き。
強がってはいるけれど、内面的に脆いみたいな。
そんな朱音さんが大好きです。
あと、余談だけれど、朱音さんに親近感もあったりする。
・ルート
やっぱり準ハッピーエンドなので、評価は分かれるところだと思う。
ノーブレスオブリージュ……身分に伴う義務というテーマはよかった。
サブテーマとしては、全部を優先することは出来ないから、たとえそれが最善ではなくとも、もっとも大切なもののために動くといったテーマ、それもよかったとは思う。
朱音さんが、個別ルートでどういった終わり方をするのかも気になっていたので、テーマや個人的興味といった点においてはよかったと思う。
対地竜で遺伝的アルゴリズムの描写があったときは、ちょっと「ニヤリ」としてしまった。
あと、「ちょっと……まだ昼間っ」ってセリフ……あれですか……普段は、「昨夜はお楽しみでしたね」って感じなのでしょうか……。
やっぱりお色気担当、瑚太郎うらやましす。
【篝・Moon・Terra】
・キャラ(篝)
「篝ちゃんぶっちゃけノームネーです」……だがそこがいい!
おそらく本作のメインヒロイン。
容姿的にも可愛らしいですしね。
・ルート
Moonの描写から、「この世界はプログラム」を意識させたかったのかなぁとも思ったり。
そいつは、0や1や∃を跳ね散らしながら逃げていった。
朱音ルートで遺伝的アルゴリズムの描写を見た直後ですしね。
相変わらず遺伝的アルゴリズムの描写もあるし。
ラマルクの獲得形質とか、これなんて私得。
まあ、そうなると「∃」ではなく「¬」かなぁとも思わなくもないが。
このコメント自体は、理論が走る段階で人知の及ばない領域に紛れ込んでしまうはずだ。
「コメントは影響を与えない」みたいなのも、考え方がまんまプログラムの考え方だし。
巡り巡ってバグにならないとも限らないのだ。
ってありますしねぇ……。
あとは、「流れ図」とかね。
それと、知識を得ることはいいことか?みたいな描写も、個人的興味として面白かったと思います。
様々な力の形態や、折り畳まれた法則や、数々の非物質的結晶に触れた。
どれもご機嫌な玩具だ。好奇心を誘う。
反面、今までの人生や記憶が色あせて感じられた。
過去に疑問に思ったことがあることなので、この描写はなかなかすっと受け入れられました。
Terraは、まあ、江坂さんマジナイスミドルの一言に尽きる。
それと、俺はショートヘアの篝のほうが好きだぜ!
久々にこういう「グランドルート」みたいなものがある作品をやったので、その意味でも久々にやりごたえのある作品だったと思います。
余裕があれば2周目をやりたいなぁと思わないでもない。
ただ、ボリューム的に、やってる暇はないか……。
【おまけなどなど】
静流の「おっぱいと連呼するところが実におっぱいでおっぱい過ぎて感動した」とか「よくわからないがおっぱいは最高だな」がツボ。
静流さん、なんか声変わっとるがな。
そして、個人的には、魔法の第三惑精クリーミィ☆かがりんの薄い本に、激しく期t「崩壊――――――!」
で、気になる個人的なキャラ(ヒロイン)の好みは……
1.篝
2.朱音
3.ちはや
4.静流
5.ルチア
6.小鳥
といったところでしょうか。
1と2は僅差、4と5、5と6の間は結構差が空いてる感じです。
ルートの雰囲気とかではなく、共通や他ルートも含めて、ゲーム全体を通しての好み度だと思っておいてください。
ルートの好みは、キャラ補正とかプレイした順番も入るので難しいところですが……
1.Moon
2.朱音
3.おまけ
4.静流
5.Terra
6.ちはや
7.ルチア
8.小鳥
といったところかな……。
Moonは、私は小躍りするくらい楽しめましたが、たぶん他の人はそれほどでもないとは思う。
小鳥・ちはやルートは、どうしても状況が把握できないせいで、評価も下がりがち。
そういった意味では2周目やったら印象が変わるかも。
Terraは完全に私の理解不足ですね。
ルチアルートは、らぶらぶだけやっときゃいいよ、ほんと……。
そんなこんなで、久々にゲームのレビューでした。
ふぅ……やりきったぜ……真っ白に燃え尽きてしまいそうだぜ……。