Jリーグについて、簡単に説明を。

基本的には、野球と同じように、総当たり戦になります。
そして、J1・J2の二つのリーグにわかれています。
しかし、野球のセリーグ・パリーグのような分け方ではありません。

強いチームが集まるリーグがJ1、弱いチームが集まるリーグがJ2といった感じです。

なので、当然ながら、J1からJ2に落ちたり、J2からJ1にあがったりといったこともあります。
年の最後に、年間順位によって入れ替えがあります。
J1の下位2チームがJ2に降格し、J2の上位2チームがJ1に昇格します。
これは、試合などはなく、順位によって、自動的に昇格・降格が決まります。

去年までは、J1の下から3番目のチームとJ2の3位のチームによる入れ替え戦がありました。
その2チームが試合をして、勝ったチームが次のシーズンにJ1でプレイします。
これは2004年当時(つまりサカつく04のとき)にはなかった制度です。

今年からは、J1下位3チームが自動的に降格、J2上位3チームが自動的に昇格というシステムになりました。(つまり、入れ替え戦の廃止)




現在は、J1もJ2も、年間を通して、順位を決めるという「1シーズン制」になっています。

しかし、2004年のゲームなので、少し現在とは違った内容になっています。
J2に関してはチーム数が変わった以外、特に変更はないのですが、J1に関しては、かなり違います。

2004年のJ1は、「2シーズン制」となっています。
言ってみれば、前半戦・後半戦、それぞれで順位をつけるということですね。
そして、年末に前半戦の優勝チームと後半戦の優勝チームで試合をして、年間王者を決めることになります。
前半戦の優勝チームと後半戦の優勝チームが同じだった場合は、試合なしでそのチームが年間王者となります。
総合順位は年間通しての成績でつけられますが、「前半戦で優勝、後半戦で最下位、年末の試合には勝った」というようなことがあれば、そのチームが優勝といった扱いになります。




最後に「勝ち点」について。
知っている場合はスルーしてください。

Jリーグというより、サッカー界ではほとんどこの勝ち点で順位をつけます。
もちろん、勝ったほうがいいのですが……
・勝ち→勝ち点3
・引き分け→勝ち点1
・負け→勝ち点0
といった感じで、試合の勝敗に応じて「勝ち点」が得られます。
この「勝ち点」が多いほうが、順位は上になります。
つまり、2引き分けよりも、1勝1敗のほうがよいということです。

勝ち点が同じだった場合には、(得点-失点)の数字が大きいチームのほうが順位が上になります。
それでも同じだった場合には、得点の多かったほうが順位が上になります。
それでも同じだった場合は……すいません、わかりません。

野球のように、単に勝敗だけで順位をつけないことの理由としては
1.引き分けが多い。
2.試合数が少ない。
ということがあげられると思います。

1に関しては、野球が大体1試合ごとに勝ち負けが決まるのに対して、サッカーは引き分けも結構多いです。
野球のように点がぽんぽんと入る競技ではないですしね。

2に関してなのですが、試合は、普通数日に1回しか行われません。
動きの激しいスポーツですからね。
野球で、先発ピッチャーが数試合に1回のペースで投げるのと同じと考えてもらえればいいでしょう。
また、同じチームとの対戦も少ないことも理由の1つかもしれません(J1だと、各チームと2試合ずつ)。




とまあ、こんな感じですかね。
・2つのリーグがあって、J1のほうがレベルが高い。
・J1のチームがJ2に落ちたり、J2のチームがJ1にあがることがある。
・順位は勝ち点で決まる。2引き分けよりは、1勝1敗のほうがよい。
といったことを抑えておいてもらえればよいと思います。