私は、国語をやることの意義がいまいちよくわからないのですよね。
小学校で学ぶ国語は別ですが。
中学校・高校の国語系科目は、いまいち授業をする意味がわかりません。
敬語とか、指示語が何を指しているか、あと、説明文なら、全体で何が言いたいのか、それくらいがわかれば十分だと思うんですよね。
特にテストなどは謎です。
小学校のときに、「(特に小説は)読み方は人ぞれぞれ」みたいな教え方だったので、答えと答えじゃないものの見分けが難しい。
昔、某有名塾の模試で、どうしても納得のいかない答えがあったんです。
たしか、このときの主人公の心情を50字程度で説明しなさい、という感じの問題でした。
友達とかと「何でこんな答えってわかるの?」って話をしていると、先生が「問題によって、ある程度答えの形が決まっている。その問題を出した意図は、それ(答え)のような内容を読み取ってほしいから。」と言ってくれました。

でもちょっと待てよ?

人によって、文章の受け取りかたって違うと思うんだけど…。
それを先生に聞くと、
「それはそういう答えだから仕方がないのよ」
と言われました。

「作者が書いたときに意図しなかった内容が答えになっていて、作者が出題者に怒った」という感じのことがあった、と聞いたことがあったので、それについても聞いてみると、
「それは作者がそういう風に読み取らせるように作ってないから悪いのよ」
と言われました。

それってどうなんでしょう?
作者からしたら、たまったもんじゃないですよね。
自分の意図することと違うことが「正解」として書かれている。
しかも、それを言っても、「そんな風には読めない」とつっぱねられる。
私は、どう考えても、作者の意図する考えを優先するべきだと思います。

漢文とかは、日常生活でまず使いませんし(故事成語は別ですが)。
古文も、そんなには使いませんよね。
正直、あんなに時間をかけてする意味がわかりません。

そんな、国語が苦手だった人間の愚痴です。