「99.9パーセントは仮説 思いこみで判断しないための考え方」についてです。
著者は竹内薫さんで、光文社新書より発行されています。
詳しくは本を買うか借りるかして読んでいただきたいので、ここでは簡単なまとめだけ。
要約すると、「事実として当たり前のように捉えられていることが、実は嘘かもしれないですよ」ということになると思います。
中でも私が好きなのは『第5章「大仮説」はありえる世界』です。
特にその章末についている「頭のやわらかくなる仮説5」とその答えが、なかなかおもしろかったです。(詳しくは本を手にとって見てください)
もうすこし答えに深いことを書いてほしかったな~という気はしますが。
どんな「大仮説」でもありえるのだと思うと、いろいろと想像が膨らんで楽しいですよね。
もちろん、その想像で不安になったりすることもあるのですが。
いろいろと、世の中や常識について考える足がかりになると思います。
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とまあここまでの内容で、「難しそうなことばっか書いてあるの?」と思うかもしれませんが、それほど難解なものではありません。
むしろ、何も知らない人が読み物とするのにはよいのではないかと思います。
理系の人よりな本であるとは思いますが、文系の人が読んでも楽しめると思います。
いろいろな事例を読者がわかるように説明してくれています。
本で取り上げられる事例は、私がまったく知らないことや、さわり程度しかしらないことばかりでしたが、それでも楽しんで読むことができました。
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※注:ここから先は上記の本の内容や本の筆者とはぜんぜん関係ありません。
私のおバカな発言です。
富士見書房より発売されている「マテリアルゴースト」や「生徒会の一存シリーズ」(どちらも富士見ファンタジア文庫。著者は葵せきなさん)を読んでいる人は、話のネタがわかると思います

にしても、カナダにある「マギル大学」って…。
先輩、どこまで勢力を広げているんですかね?(笑)
大学の名前にまでなるとは、さすが「帰宅部部長」。
霊能力関係はてんでダメでも、いろいろと世界を牛耳ろうと活動中ですね。
物語のキャラでありながら、現実世界にも手を伸ばしているとは!
恐るべし、先輩!