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ナニー911。アメリカの大人気テレビシリーズ、日本では昔「世界まる見えテレビ特捜部」という番組でよく取り上げられていました。私はこのナニーが大好きで、テレビもよく観ていたし、本も探して買いました。

子育てインスタを始めるようになってこの本のことを思い出し、久しぶりに読み返しています。とても面白いです!

テレビ番組とは言っても、実際のドキュメンタリーです。今回はこの本をちょっとご紹介します!

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「ナニー」とは育児や教育の知識を持ったプロのベビーシッターで、イギリスでは国家資格のひとつとして認められています。

そのナニーが子育ての問題を抱える家庭に出向き、1週間で鮮やかに問題を解決するのがアメリカの超人気テレビ番組「ナニー911」です。

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子育ての問題を抱える家庭、というのは、親がしつけを全くできずに、子どもがワガママ勝手に成長してしまい、子どもは常にワーワー、親はイライラ、、、自分たちではどうしようもならない、、、こんな家庭です。

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しかし、この本を読んでいると他人事とは思えないことがたくさんあります。そして、ベテランナニーから学ぶこと、たくさんあります。

これはテレビ番組のガイドブックのような位置付けですが、私は子育て本として、たくさんの親御さんに読んで頂きたいと思っています。

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本の中から一部抜粋します。

『「ナニー911」の哲学はきわめてシンプルです。生まれつき悪い子はいませんー悪い子はつくられるのです。ノーと言えない親、悪さをしてもすぐに戒めようとしない親によって形成され、コミュニケーションの取れない両親によって増長されていきます。実のところ私たちの仕事とは、お父さんお母さんが成長し、真の意味での親になってもらうことなのです。 「厳しい子育て」も大切です。「厳しい子育て」といっても私たちは冷酷でも残忍でもありませんし、無慈悲でも、愛情に欠けるわけでもありませんーそれどころか、全く逆です。

どこのご家庭のお父さんお母さんもやがて分かってくださいますが、厳しく接することは暴君になることとは違います。子どもたちのわがままを許して好き勝手にさせ、していいことと悪いことについての明確な境界線(ライン)を引かず、家庭内に秩序を作らないでいるほうが、子どもの将来にはるかに深刻なダメージを与えることになるのです。』

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以前紹介した我が家の「3回ルール」も今思えばナニーのアイデアに影響されたものだったのかもしれません。

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このテレビシリーズを観ていた頃は、私もナニーになりたい!と思っていました。教師というのもナニーに近い位置にいるのでは、と思います。

めざせ!日本のナニー先生😆❗️

興味を持たれた方、是非読んでみてくださいね🎵