こんばんは。
今日はぺんてるの『Orenzメタルグリップ』を紹介したいと思います。
この商品はある程度発売してから日が経っているものだ,と思うかもしれませんが,
実は2020年になってマイナーチェンジをして新発売となったモデルです。
それではこのペンの特徴を説明します。
このペンは『Orenz』(オレンズ)というだけあって,芯が折れない!(折れにくい)ことが最大の特徴です。
普通シャーペンって芯がガイドパイプから数ミリ出た状態になるまで数回ノックしますよね。
もちろんこのシャーペンもその方法でも使えなくはないのですが,
この『Orenz』シリーズでは,共通してノックは1回だけです。
1回くらいのノックではガイドパイプから芯が出ているのはおそらく見えないと思うのですが,
その状態でも筆記できるというのがこのペンのすごいところです。
見た目だけではガイドパイプだけで文字を書いている感じになり,紙にガイドパイプが引っかかるのでは?という疑念もわきますが
しかし意外とそんなことはなく,滑らかに書けることが多いです。(紙質によって書き味はやや変わりますが)
ガイドパイプをしまった状態(ノックなしの状態)
ノックして芯を出しすぎた状態(2回ノック)
※1回のノックでガイドパイプだけ出ます。それで筆記準備OKなのです。
芯が見えていなくても書ける。
それはつまり必然的に芯自体にかかる力が少なく,すなわち折れにくいということになります。
シャー芯ってもちろん細ければ折れやすいし,柔らかければこれもまた折れやすくもなるのですが,
ペンの機能によってとっても折れにくい状態を作れますから,芯経は, 超細めの 0.2 もラインナップされています。
もちろん他の芯径 0.3 と 0.5 もありますが,せっかく『Orenz』を使うのだからやはり0.2をオススメします。
(否定するつもりはないけれど,『Orenz』の0.5を使っている人は個人的によく分からない。)
カラーラインナップも中々生かします。
何かと高級感を漂わせるお洒落なカラーですよね。(特に0.2)
やっぱり細字に力を入れたペンなんだなと感じます。
詳しいカラーバリエーションは下記リンクをみてね
https://www.pentel.co.jp/products/automaticpencils/orenzmg_2/
折れにくい機構を中心的に考えているシャーペンは,他社ではデルガード,オレーヌ,モーグルエアーなどなどありますが,
書きやすさ,デザイン,折れにくくさなどを総合すると,この『Orenz』が個人的に一番優秀なのではないかと思います。
ちなみに今日のメインテーマではないのですが,『Orenz nero』というオレンズ最高級モデルもあります。
こちらのペンは文房具好きは必ず持っているペンとなっています。
(発売当初は売り切れでほとんど買えないほどでした)
(2020年1月頃までは限定カラーも2種類でたので再び買えなくなっていた)
『Orenz nero』についてはまた別の機会に紹介することにしますが。
さて今日はメタルグリップということで,次はグリップの紹介です。
このペン,もう一つ力を入れたところは,きっとグリップの質なんだろうと思います。
なぜなら,従来から『Orenz メタルグリップ』という商品は存在していました。
しかし2020年になって,再開発&グレードアップを試みた訳で,従来品と変わったところがまさに着眼点となりますよね。
こちらがそのグリップ
名のとおりメタルでできており,ローレット加工になります。
持ってみた感じの第一印象は,先日のスマートグリップのサラサラ感にやや似た感じがありました。
しかしなんだろう,より手に吸着する感触があります。
商品のウェブページを開いてみるとやはりローレットそのものにかなりの拘りがありました。
- 【滑りにくく、痛くなりにくい】
- 「従来のギザギザとしたローレットではなく、角が立っていないブロック状のローレットを採用。3,240 個のブロックが、“点” ではなく“面” で指を支えます。指に密着するように滑らず、長時間握っても痛くなりにくい、まるで指に吸い付くような握り心地を実現しました。」