こんばんは。
いつもありがとうございます。
先日アクセス数のベストを更新しました。
ここ最近は音楽紹介だけUPする日もありましたが,
そんな些細なことでも続けてやることが大事だなと感じました。
さて今日の文房具紹介は、、、
ちょっと視点を変えてグリップの紹介です。
まずご存知の通り,現行で発売されているボールペングリップの多くはゴム製のもの採用されています。
ゴム製のグリップというのは安価でお手軽感があるところが最大の長所ですが,
多少滑りやすかったり,場合によってはゴム部分が劣化して解けたりして中々怖い要素もあります。
そこで登場したのが,このグリップのみ取り換えという考え方です。
代表的な商品は『スマートグリップ』という商品です。
Amazonなどでおよそ1500円前後で購入できます。
種類は基本的に2種類。
ジェットストリーム4&1やフリクションボール3・4の規格に合うものと、SARASA CLIPの規格に合うものです。
グリップの種類は『ローレットタイプ』と『溝タイプ』の2種類があり,色は,シルバー,ネイビー,レッド,ブラックがあります。
カラーと軸との組み合わせによって,何パターンか改造が楽しめそうです。
私はジェットストリーム4&1とSARASA CLIPのローレットタイプを持っていますので色々と紹介します。
まずはジェットストリーム4&1のスマートグリップについて。
上がジェットストリーム4&1の標準装備であるゴム製のグリップで,下がスマートグリップのブラックです。
まず特徴的なところは,『黒い輪』が付属されている件です。
この輪は,ジェットストリーム4&1に装着する際に使用する時専用でフリクションボール3・4に装着する際は着用しません。
ジェットストリーム4&1に装着する際はこの輪がないとうまくペン先が出なくなりますので,紛失に注意が必要です。
確かにジェットストリーム4&1は標準装備でも銀色の輪がついており,ペンの長さの調整がされていることが分かります。
この輪の部分の色だけを変えてカスタマイズ可能ですから,ここも楽しめそうです。
次に・・
こちらはSARASA CLIPのスマートグリップです。
もちろん上が標準装備,下がスマートグリップです。
こちらは先ほどのような『輪っか』は付属されていませんでした。
中のばねの装着感などが多少違うようでしたが,問題なくSARASA CLIPの軸に装着可能です。
さてここからが重要、
重量です。
少なくともスマートグリップはプラスチック製ではないので,重量感はあります。
ただ,ジェットストリーム4&1に装着した場合,あまり標準と重量の違いは感じられません。
ジェットストリーム4&1のグリップは,ペン自体の価格からしても,
それなりの作り(アルミ?)がされていて,やや低重心にできているからでしょう。
一方でSARASA CLIPについて,
たかが100円ぽっきりのペンですが,スマートグリップを装着すると,心地いい重量と重心バランスになります。
SARASA CLIPは,紙に書いて擦れにくく発色の抜群インクとして有名で(水性だから当たり前?),
今も変わらず愛好者が多いわけですが,軸が100円のプラスチック製であまりにもチープでそこが唯一の残念な点でした。
最近ではSARASA GRAND なんていう超高級品も出てきてこちらもやっぱり人気なのですが,
そこまでしてSARASAを使わなくても・・・と、
そう考えている方に対しては,このスマートグリップの装着を検討してもよいかもしれません。
(ん?スマートグリップって1500円だから・・・ええと,SARASA GRANDいくらだっけな・・・)
うん,細かいことは考えないとして・・・・
このスマートグリップは使っている人はまあ少ないでしょうから,
物珍しさとして使ってみるとよいのではないか。
ということにしておこう。
最後にローレットの質です。
STAEDTLER 925 35 などと比べると,ローレットはずいぶん弱めです。(これが普通なんでしょうが)
ただ,このローレット,少しサラサラした感じで,溝も浅いので,何となく滑る予感がしています。
夏なんか特に怖いですね。
もしかしたら,もう一種類の『溝タイプ』の方が滑らない可能性があります。
さて総合して、、、、、
1500円前後、、、そこまでの価値があるかは、正直微妙な感じです。
少なくとも『ジェットストリーム4&1』,『フリクションボール3・4』,『SARASA CLIP』をメインで使っていない人にとっては,
このスマートグリップはコストパフォーマンスは低いような気がします。
上記3本の使用頻度が極めて高めで,また物珍しさや人と違ったものを使いたい人にはとてもおすすめのグリップとなります。