昔は1クラス50人の時があった。
(S38年まで)
今は6年生のみ旧基準適用で40人定員。
1〜5年は新基準段階的適用に当たり35人定員。
来年度からは全学年1クラス35人定員になる。
(国の基準。市町村によっては、独自の基準により、もっと少人数になる可能性あり。)
これについて、友達と話したこと。
「昔は1クラスに50人もいたなんてすごいよね!
今の子どもたちじゃ絶対無理!
昔の子どもみたいに、
家で先生の話をよく聞いてきなさい!とか
子どもが学校で叱られて納得いかず、親に話しても
先生の言う通りだ!なんて言う親がいないのだから。
その状況で30人でも大変だよね。」
と。
もちろん、50人学級だった当時、わたしが存在するはずもないので、推察となります。
50人の集団って、どんなに小さくても「ちゃんもしないと!」って思う気持ちが働きそう。
「これを一人がやったら集団全体にどのような影響があるのか」を考えそうだと。
自分だけ〇〇しよう!なんて、
大変なことになりそうですよね。
それに、保護者と教師は大人サイドとして、子どもと対岸にいるイメージがあります。
それでこそ成り立った50人学級だと思うのです。
時は流れ、令和。
自分の子ども「一人」しか頭にない保護者の多さよ。
子どもが不満を言えば一緒になって、学校に言う。諭すことをしない。
子どもと保護者 対 教師(大人)
という構図です。
ベテランの先生はよく「保護者も子どもなのよ!」と言うが、これのことです。
集団の中の1人だけれども、大切な1人なんです!!!
わかる、わかるよ。
もちろん、こちらも一人一人を大切にと心がけている。
しかし、それほど「個人の願い」を重視できる状況が1クラス30人にあるのだろうか?
集団で同じように物事を進めていく、というシステムなのに、
個の意見をバンバン言って「通そう」とする保護者。
言ったからといって、全てが実現可能ではないのです。
それも踏まえているのだろうか。
学校のやり方は●●だけど、うちの子には〇〇してください!
という一人一人の願いを叶えるには
担任1人で児童30人は多すぎる。
むしろ、集団で過ごすのは無理なんじゃない?
普通に考えてまとまらないよ。
30人を1人でみていることを視野に入れ
実現可能なのかどうか考えた上で
意見を言ったらいいのにね。
教師だから、仕事だから関係なく、
同じ人間、大人として考えみたらどうかな。
保護者(同じ人間)が
1人で30人の相手して、
さらに個別で事細かな要望聞いて
集団を動かしてごらんよ?
できるのか?
それが想像できない未熟な考え方の保護者が多すぎて学校は壊れてきています。
ただでさえ、子どもが言うことを聞こうとしなくなっているのに。笑
そりゃ、そうだよ。
その子どもの親である大人がわがままなんだから。
この親にこの子あり、と思う。
よくも悪くも!!!