というわけで大晦日。

2013年9月より、異動して、ゲームを作る部門のメンバーとなり、
ものづくりの現場にアナリストとして携わるカタチとなったわけですが、その中で気づいたことなどを。

①結局SQLを触ることになった

必要に応じて学ぶという感じだったけど、しのごの言ってる場合じゃなくなったので、
前職時代に使っていたテキストを押し入れから引っ張り出してきたり、メンバーO君のスパルタ指導を受けたおかげで自分でイメージしたデータをアウトプットすること自体はできるようになった。
2014年は今の半分のスピードで出せるようになれば、パフォーマンスに大きなインパクトを出せるようになると思う。

②PDCAの考え方はやはり相変わらず重要

広告代理店部門時代も上記の考え方は同様に求められていたので、その点も良かったなぁと思う。
アナリストの立場上の役割はPとCが主になるけれど、DやAの実行(エグゼキューション)までもちゃんと引っ張ってディレクター陣やエンジニアさんを巻き込んでいけるかでホントに成果が変わる。
(仕様書作るのも楽しいし)
「そこまでやるの?」という意見もありそうですが、何もアクションされないまま時が過ぎて行くのを日和見決め込んでいるほうが、悪だと思っているのでやれた方がいいと思う。
もちろん、強みや力を最も発揮できるように、PとCに突き抜けポイントは設定したほうがいいけれども。

③半歩先(予測をし続けるということ)の重要性

12月の後半になってから、意識し始めたことなのだけど、
この「半歩先」というのが、自分自身に上手く効いてきてます。

ざっくり例を挙げると『数値(A)を予測すること』なのですが、
(数値(A)=変数(B)×変数(C)みたいになっているとして)

・BとCの数値がどのように変化するか仮説をおく
・仮説を元にAがどのような結果になるのかを予測する
・Aの予測と結果がどうだったのかを判定する。異なっていればBとCの数値の変化を修正して、次に活かす

という仮説をベースに先んじて主要な数値を予測しておくというすごくシンプルな訓練を爆速でやっていく仕組みです。
結果を当てることより、BとCの数値の変化を察知して修正していけることが重要だったりします。
自分を含め、必ずしも全メンバーが熟練しているわけではないので、これは組織にもっと展開していきたいなって思ってます。

というわけで、仕事面に関してはこれくらいで。
久々に書いたから、全然かけなくなってるー!!

年明けには、ちょっと料理のことを書こうと思います。

昨年は塩にハマったので、醤油にハマることを宣言したいと思います。
昔、叩き込まれたことを改めて。。

①目標の設定

②現状の着地(ナリ)

③①と②の間の乖離を何を解決して埋めていくのか

①は高すぎても低すぎてもいけない。
理想的なのは③をかなり限界ギリギリまでやりきったときに届くポイント(通称ど真ん中)を設定する。

同時に①を3か月、6か月、9か月、12か月ときっちりロードマップを敷くこと。
ここに時間をかけなさ過ぎてもいけないし、かけすぎてもいけない。
理想は、長くても2日。2日間これだけに集中するくらいの勢いが必要。

①~③は一度決めたらハイ終わり!ではいけないので、
・どんな頻度で(毎日?毎週?毎月?)
・どんなやり方で(会議?メール?)
・何を元にして(フォーマット?)
あたりを詰め切っておく必要がある。

以上、備忘録。


「一瞬で『無理だ』って分かるお前はマジで天才だな」

昔々、数年前にとある方と打合せしていた時に、
僕が『無理です』と弱音を履いた時にその方から言われた言葉だ。

打合せの雰囲気はやんわりと進んでいたが、
僕が『無理です』と言った先からは矢継ぎ早に詰められた。

「ちなみに一瞬で『無理だ』って分かったお前は、
誰よりも色んな方法を考えて、
頭の中で全通りをやってみて、
どんな人に協力を求めても、
『実現できない』って思ったんだよな?」

彼は僕に立て続けに言葉を差し向けた後で、最後に
「ちなみに俺は経験上『無理じゃない』と思ってる」
と締めくくった。

結局のところ、『無理だ』という見解なんて、
知識経験人脈不足も甚だしい僕の身勝手から生まれた結論でしかなく、
単なる自己正当化でしかないと思い知らされたのをよく覚えている。

それ以来、「やれる方法はないか」をまず考えるスタンスに変えた。

それでもどうしても『無理だ』と判断せざるを得ない際には、
どれくらいの選択肢や方法を自分として吟味して、
どうしてそういう判断に至ったのか、
について、きっちり擦り合わせるようにしている。

それでもやっぱり悔しさが残るときはたくさんある。

この世の中に生まれているイノベーションや、ソリューションは、
そんな有象無象の『無理だ』を実現させて成り立っているから。

どんな時も、やれる方法を考えていきたい。