樹庵　葉月のお稽古　　立礼式（御園棚）　

立礼式（りゅうれいしき）　　テーブルと椅子によるお点前を確立したのが、裏千家十一代玄々斎。江戸から明治に時代が移り、外国からの賓客をもてなすことができるよう、西洋式文化を考慮したスタイル、　それが点茶盤です。　その後、淡々斎が昭和天皇の立太子礼を祝して考案されたのが春秋棚。　さらに鵬雲斎大宗匠が御園棚に好み直されています。　

樹庵では、この8月前半　その御園棚にて立礼式のお稽古を行っております。　風炉のお点前に準じた所作で、客に茶や拝見の道具を運ぶ半東（はんとう）の動きも学んでいただいております。