気づいてしまったので ここに心の声を吐露します。
『ブラックジャック』というマンガがなければ、絶対に『ドクターX』は生まれなかった。
医療漫画というものの誕生は手塚治虫氏による『ブラックジャック』からだと考える。
ただ、これは一般の人が医療の問題、医療の光と闇を知ることになる。
天才的な外科医で医療報酬を多額に請求する点は同じ。
なのに、『ドクターX』はきな臭い所がない。
報酬を受け取るのを『あきら』さんが担っている。
しかも、毎回の報酬を受け取った後の『スキップ』が余りにも可愛すぎる。
ヒット作というのはどんなものでも如何に魅せるのかがカギ。
その点では故きを温めて新しきを知るを作品で成し遂げたのはまさに
『ワタシ、失敗しないので』に凝縮されていたのだ。