オールデイズ第十三回「情熱の花(Tout L'Amour)」 
*******************************
「オールデイズ」シリーズ
海外もの、日本ものにこだわらず、
オレが若かったころの楽しい思い出とともに。

やたら理屈をコネないで、
単純に音楽を楽しんでもらえるよう心がける。
辛口評価ブログを標榜しながらオールデイズに対する偏愛があるので
オールデイズへの辛口は、あんまり無い。
*******************************

オールデイズの13回目はカテリーナ・バレンテの続きで
「情熱の花(Tout L'Amour)」
今回は2バージョンのアップ。

2014/06/12 2バージョン追加


後でピーナッツがカヴァーを出してるが
この曲がバレンテとの縁の結びになったんじゃないかな。
もともとはベートーベンの「エリーゼのために」
というイヤな曲の一部なんだけど、こっちはカッコいいね。
それほど好きな曲じゃないけど、バレンテっていうだけで取り上げた。


ずっと後でヴィーナスっていうバンドが
「キッスは目にして」というタイトルで再カヴァーしてる。
これについては面白くもカユくもないので
取り上げるつもりも言及するつもりもない。

-------------------

これはバレンテのフランス語版があるので
まずはそちらをアップ。

画像クリックで聞いていただける
※音量にご注意!

-------------------

さすが「歌う通訳」と呼ばれただけのことはある。
それより歌の迫力、アレンジの良さ。
ワッシワリワリ ワッシワリルラ っていうコーラス
この頃のポップでは、よく聴かれたもんだ。

Dario Morenoが作詞したフランス語の「情熱の花 Tout l'amour」を、
イタリアのカテリーナ・ヴァレンテ Caterina Valenteが、
ドイツのウェルナー・ミューラー Werner Muller
(別名リカルド・サントス Ricardo Santos)楽団
をバックに1959年5月に歌った・・・
という多国籍企業、じゃない寄り合い所帯
じゃなくて、え~と、なんてーんだ・・・
欧州合作とでも言うのかね、この歌。


----------------------------

歌詞は音声ファイルにタグで埋めてある。   
欲しい向きはタグが読み出せる音声プレイヤーか
タグ・エディタをお使いいただきたい。

**************************************************


ではピーナッツ版。デビュー3枚目のシングルか。
同じ1959年、9月の発売だそうだ。またしてもメチャクチャにイモく・・・
あーとりあえず聴いてください。

------------------------------


画像クリックで聞いていただける
※音量にご注意!

-------------------------

B面が、なんと「米山さんから」だそうだ。
日本の民謡だろ、これ。それもあんまり上等じゃない。

情熱の編曲はバレンテのを基本線にしてるようだが、
(編曲:宮川泰)
やはり当時のラテン・ブームの名残を引きずっている。
オリジナルがそんな雰囲気だしな。
しかし歌が・・・なんともかんとも・・・

歌詞は2つのバージョンがあるらしい。
(作詞:音羽たかし・水島哲)
そそ「わったしの胸にぃ」ってやつだ。
これ、なんかヘンな音をとってる箇所がある。
異様な音取りだったのを、子供心にも覚えてる。


それYouTubeには上がってるけど、
オレのブログでは基本的にYouTubeのURLは貼りません。
ここで聞いていただける音はすべて自分ちから発信してる。
だから、いきなり消えちゃったりしないよ。

----------------------------

歌詞は音声ファイルにタグで埋めてある。   
欲しい向きはタグが読み出せる音声プレイヤーか
タグ・エディタをお使いいただきたい。

**************************************************

そして140612追加の、上で言った別歌詞版



画像クリックで聞いていただける(別画面で動画つき)
※音量にご注意!

途中から音質が大きく変わっているが、時代によるもの。
先に出る古いほうが途中で終わってしまっていて
継ぐのに妥当と思えるポイントが、ここしかなかった。
なにせ録音の質が全く違う、しかも後半はモノラル、たはは・・・

-------------------------

さらに140612追加の、3人娘(スパーク娘)版
いわずと知れた(オレの世代にはね)
中尾ミエ・伊東ゆかり・園まり の3人の
ザ・ヒットパレードでの歌唱。

音は元音がボロッボロだったので、どうにもなりません。
映像はだいぶん明るく鮮明にしたんだけど、ま、こんなもん。

この頃から伊東ゆかりの歌唱力というのは
抜群のものがあるんだなぁ。



画像クリックで聞いていただける(別画面で動画つき)
※音量にご注意!

-------------------------



最後にこの曲、また聴きたいか
△どっちでもいい