ティです♥




続き指差し






みゆから珍しく
家に電話がかかってきた電話
(当時はスマホがなくて家電w




何事かと思ったら




今までのこと本当にごめん。
私もやり過ぎたことが
たくさんあった。
全部忘れて前みたいに
また友達に戻らない?
ちゃんと謝りたいから
明日、学校が終わったら
うちに来て。






はっ?
(頭が一瞬フリーズした)


  


だから、仲直りしようよ?




え…?
(思わず言葉につまる)




とにかく明日うちに来て
いろいろ話そうよ。





あからさまにいつもと 
私に対する
声のトーンが違っていたみゆ





私って
ほんとにおバカなんだけど
すっかりみゆの言葉を
鵜呑みにしちゃって




『みゆと仲直りできたら
学校でのいじめや嫌がらせが
無くなるかも…。
事の発端は私がタクと
誤解させたのも悪いわけだし…。
元々仲良かったわけだしね。』



なーんて今までみゆが
私にしてきた事を
全部許す方向へ考えてしまい
みゆの家にノコノコ
行ってしまったタラー





そこにはなぜか
タロウくんもいて


私一人だと仲直りするの
気まずいでしょ?
だから、タロウが
一緒にいた方がいいよね?
今日は親も遅いから
ゆっくり話が出来るよ。
とみゆは言ったけど




私はタロウくんと
なんの接点もないし
友達でもないので 
意味がわからなかった汗うさぎ
(顔を見たことあるくらい)





みゆが
飲み物買ってくる。
と出ていき
なぜかタロウくんと2人きりに。







タロウくんとマンツーだと







話すことが何も無いタラー





やっぱり
来るんじゃなかったタラー





帰りたい…タラー






なんて言って帰ろうタラー







こんなことを考えていたら
タロウくんが
私の横に近づいてきた滝汗




思わずサッと離れた私ハッ



なんで?
ティさん、恥ずかしいの?


はっ?


ティさん、俺のこと
カッコイイって
みゆに言ってたんでしょ?


えっ?


こっち来て。


はっ?

 
照れなくていいよ。



えっ?
照れてるとかじゃないよ?





『もしかしてこれは…?』



なんとなく
嫌な空気を感じた私は




みゆも戻るの遅いし
私、帰るね。



って帰ろうとしたら




ちょっと待って!



とタロウくんが凄い力で
私の腕を掴んでグイッと
引っ張ってきたガーン









続く