ルルとお別れしてから毎週のように、先代のベルと一緒にいるお寺さんへ会いに行きました。
ミニブーケと袋に入っているものはいいとのことで、ジャーキーとかクッキーなど持参で。あと家にある気に入っていた沢山のおもちゃを一つずつ置いてきました。
大体ぼけーっととかしょんぼりとか過ごしていたのですが、ふと透析や点滴で毎日見舞っていた時先生との会話を思い出しました。
大体4歳ちょっとでこんな重大な病気になるってことあるんですか?と。
先生「ないですね。シニア犬なら珍しくないですけど」じゃあ何で?と聞いたら両親の遺伝とかDNAで引き継いだとしか思えないとか。
正にルルは不運を受け継いでしまったわけです。
これが人間なら家族が
納得いかないと申し出れば解剖して原因を調べることができますが、ペットの場合あまり例がなく、もし希望したとしても大変高額になるそうです。
バタバタ、オロオロしている時そんな話をした事を思い出したのです。
だんだん悲しみから怒りの様な感情がうまれました。
先生に治療のお礼などで電話をしました。
先生や他の方々も懸命に診て下さってありがとうございました。
でも・・・、
その病院の下がペットショップで、そこで目の大きな可愛いルルを見つけたのです。
そちらでは分かってて売る筈ないことは充分承知しています。
でもこちらはもっとド素人で健康だと信じきって手に入れただけに運が悪かったとしか思えません。
たった4歳で大変な治療をして助からず逝ってしまうなんて。と申しました。
先生を責めるつもりはなくてもどうしても
言いたかった。
その日のうちに先生から電話がありました。
経営者とか医師たちで話し合いがあって
やはり病気をもった仔とか分からないとは言え申し分けなかったと。
せめて悲しい気持ちを少しでもうめる意味で、他のわんちゃんはどうでしょう、、、と申し出てくれました。
直ぐというのはあまりにもルルが可哀想。
暫くして、忘れてはいないよという気持も込めて丈夫そうな仔を探しました。
ルルと同じショップはもういやで、お台場まで見に行きました。
どうしても又々シー・ズーに目がいってしまうのです。
もう可愛いいコロコロした懐っこい仔見つけました。
直ぐ連れて帰りまた一から育て直しです。
もう色々と辛い思いしてきたので、命名もちょっと調べ字画も見てライオンのように逞しく、、と「レオ」と名付けました。
もうヤンチャで皆んな振り回されっぱなし。
でも誰1人文句を言う人はいません。
外歩き出来るようになって、ルルのいるところへ連れて行き紹介しました。
ずっと順調だったのですが、レオはアレルギー体質でそれでまた病気通い。
軟膏やシャンプー リンス、フードまで特別なもの。
でも元気が何よりだったのですが、
9歳になって又々癌になってしまいました。
よそのわんちゃんは10何歳になっても健康なのに。
もう育て方が良くないのかと自信喪失。
初代のベルと同じ悪性リンパ腺腫瘍。
でもベルの時と違って面倒ではあるけど、
抗がん剤の副作用に立ち向かって、手作りのフードを毎日作って私も頑張っています。
