三人の女性が追い込んだ男性
それはフリードリヒ2世です。
そして、この同盟を持ちかけたのはオーストリアの女帝マリア・テレジアです。
まだ23歳での巨大なハプスブルグ家の継承者として、選ばれますが
フリードリヒ2世に阻まれてしまいます。
そこで、彼を嫌う二人の女性
・ポンパドール侯爵夫人
・ロシアのエリザヴェータ女帝
この二人に同盟を持ちかけます。
女性の統治者を軽蔑するフリードリヒ2世は
マリア=テレジアを「教皇の魔女」、
女帝エリザヴェータを生母の自出が農奴だったため「農奴の娘」
「北方の山猫」と呼び、
ポンパドゥール侯爵夫人は母親が魚売りの女だったという理由で、
「マドモアゼル=ポアソン(魚)」や
ルイ15世の愛妾だったため「宮廷の娼婦」と揶揄していたそうです。
女性下着が当時ペチコートと呼ばれていたため
三人の事を三枚のペチコート作戦、または三枚のペチコートの陰謀ともいわれています。
しかし、ロシア軍がプロイセン領内に侵攻して
フリードリヒ2世を追い詰めていたにもかかわらず
エリザベータの甥のピョートル3世が即位後にいきなり
プロイセンと講和条約を勝手に結んでしまい
その後の三枚のペチコート作戦を無駄にしてしまいます・・・・
と、こんな風にヨーロッパの歴史は学ぶほど楽しくなってくるんですよ
特に、スペイン継承関係は私の得意分野なので
カスティーリヤの歴史を早く登場させたくて、ウズウズしております~
THE TEA HOUSE 札幌紅茶教室