二年前
不登校問題にうちひしがれ、
さまざまなカウンセラーさんを
渡り歩き、
相談する先で散々言ってもらった言葉に
過去は変えられない
未来は変えられる
という言葉があった。
とにかくよく言ってもらった。
カウンセラーさんも
教師も医師も
みんな言ってた。
わかる。
そうだろう。
全くその通りだ。
と、頭ではわかっていても
当初、私の脳ミソには全く響かず
それどころか帰り道で
うっせぇうっせぇうっせぇわ
とエンドレスでシャウトし
ヘドバンしそうなほど
心はその言葉をシャットダウン
していた。
とにかく過去にも未来にも
絶望していた。
過去にも未来にも
全否定されているようで。
出口が見えないつらさに
メンタルはやられていた。
二年たち、
今やっと、
この言葉がしみている。
ストーンと入ってくる。
過去は変えられない。
未来は変えられる。
今日読んだ何かに
たまたま
その言葉が書いてあった。
ああほんとそれな
と思いながら素直に読めた。
言葉は、
どんなに正しくても
受け手である私の
コンディションによって
響き方が違うんだな
と思った。
未来は変えられる。
きっとそうだ。
現に二年たち変わっている。
家族みな、
それぞれに成長してる。
一ミリくらいの
ほんの少しの前進かもしれないけど、
それが我が家には尊い出来事だった。
過去を振りかえって反省するのも
大好きだけど、
未来を前向きに見ることも
していいんだったな。
誰とも比べない幸せが今ここに。