中学生の時、コンプレックスがたくさんあった私は、

超ネガティブ人間でした。

どうせ私は…

でも…

無理だよ…

いつの頃からか下を向いて歩くようになり、

そんな私の姿に気づいたおばあちゃんは、

「○○ちゃんの目を見てごらん、

キラキラ輝いているでしょ?

心が綺麗な人は目が輝くんだよ」

そう言われて、今までの自分を振り返りました。

私に何ができるんだろ…

私も輝きたい!

そんな気持ちが芽生え、

まず、一番近くにいた私の憧れのお友達Kを真似してみようと思いました。

Kは、とても美人で優しい女の子で、

休み時間になると、必ずその子の周りに男の子も女の子も人が集まり、

全てが上手くいっているように私には見えました。

そこで、Kを観察。

・いつも笑っている

・人が嫌がる事を引き受ける

・友達の悪口を言わない

この3つは、私にもできそうかなと思い、実践

・よく笑うようになったら、学校生活が自然に楽しくなってきました。

・人が嫌がる事を引き受ける

 Kに聞いてみました。

 「なんでみんなが嫌がる事を引き受けるの?」

 Kは、「嫌だって別に思わないから」

 そうなんだ…

 Kの言葉を聞いて、ちょっと意識を変えてみました。

 すると、見方を変えただけで、案外それは嫌な事じゃなかったりして

 みんなにも引き受けた事で喜んでもらえるし、

 自分も苦しんでするわけじゃないので、

 気持ち良く引き受ける事ができ、

 新しい事に挑戦し、学びもあったり…

・友達の悪口を言わない

 聞いているだけでも悪口を言っているのと変わらないんだなって気づき、

 気づいた頃には、周りにいる友達が変わっていました。


そして、一番大きな意識の変化は、

人を見た時に、まず良いトコロを探そうと努力しました。

高校生になり、周りは知らない人ばかり。

前の私だったら、欠点を探していたかもしれない。

でも、人間には必ず、

“素敵”“可愛い”“尊敬する”etc…

って思える部分があります。

初めは、意識しないとできませんでしたが、

しばらくすると、それが当たり前になり、

人と会話する事が楽しくなりました。

ネガティブ人間から今こうして幸せと思える

自分になるきっかけになったおばあちゃんの言葉に感謝です。

下を向きそうになった時は、

今でも時々思い出し、

再び前を向いて歩き始めます。

初めから(生まれた時から)前だけを見て歩いている人は少ないと思う。

誰でも変わりたいと思った時に、

いつでも変われる。

ただ、自分の意識の方向をちょっと変えてみるだけ。

そこに気づき、行動できた時、

新しいあなたが待っています。

自分自身が愛おしく、今を生きる喜びをきっと感じられるでしょう。