ハロウィーンっていうのは、10月31日なのだよ、そもそもはね。

 

去年、10月25日、日本に帰国し、これからの住居のある相模大野にやってきた。
駅ビルのスクエアには、ハロウィーンの大きなかぼちゃが飾られていた。
ああ、日本にも、ハロウィーンが商業に踊らされて、お祭り騒ぎをする新たなイベント
として、流行りつつあるのか、、、、そう思ってみていた。
ところが、ハロウィーン当日を待たずして、日曜日が終わると、
カボチャは取り外されていた。
なぜ? ハロウィンのための飾りのはずなのに、ハロウィン当日まで飾っておかないの?

そしたら、今年も同じだった。
駅のスクエア(広場)に飾られていたカボチャは、昨日(日曜)の夕方には、
取り外されていた。
ハロウィーンは、明日だっていうのに!

 

どうして、日本人は、こうも中途半端なお祭り騒ぎをよしとするのだろう?

 

バレンタインデーも、バレンタインテーが、「女性から男性へ愛の告白のできる日」

「女性が男性にチョコレートを贈る日」なんて、日本だけの習慣なのに、

日本人の多くは、そのバレンタインデーが、正しいものだ、って思ってるところあるよね。

 

ハロウィーンも然り・・・日本独自の工夫っていうのは、あってもいいけれど、

ハロウィーンが、そもそもどういうモノかを理解しないまま、

日本流が独り歩きするってのは、どうしたものか、と疑問でならない。

 

渋谷を始め年、巷では、仮装して楽しむのがハロウィーンのイベントの中心事のように
広まっているようだけれど、仮装は、仮装でも、そもそもは魔よけの意味で、
現代北アメリカで、ハロウィーンとしてポピュラーなのは、カボチャなどを
くりぬいて、ランタン(提灯)を作ること、当日は、それをもって、仮装した
子供たちが、近所の家を周って、「Trick or Treating」と言って、お菓子を
もらって歩くこと。
なのに、日本では、ハロウィーンっぽいグッズ、クッキーなどが売られて、
あとは仮装関連に夢中になる・・・ことが、「ハロウィーン」であるかのような
そんな勘違いが、日本に蔓延してしまうではないか・・・。

仮装が楽しければ、それはそれでいい。
ただね、ハロウィーン当日を前にして、ハロウィーンの飾りを外すっていう、
そういう日本の商業の都合に流される中途半端なやり方が、嫌なのよ。

この駅の飾りものだって、31日まで、飾って於いて、
11月1日に取り外せばいいことなのに・・・。
 

=お終い=