お家のお茶をもっとおいしく!
横浜・川崎の日本茶講座 『和茶』です
5月14日に、静岡県静岡市の丸子(まりこ)へ「紅茶製造体験」に行ってきました。
丸子は「紅茶」で有名なところ。
その丸子で紅茶製造の第一人者である、村松二六さんによる「紅茶製造体験」ができると聞き、行ってきました!家族で参加♪
誘ってくれたのは、ティーインストラクター(紅茶の先生)で川崎でプラムブロッサム という子連れOKの紅茶教室を主宰している舞子さん。
静岡駅に集合。車での送迎は、村松二六さんのお弟子さん。
静岡駅近くの古くから茶市場や茶問屋が集まる場所を通り抜け、丸子ティーファクトリーへ。
こちらでは、一般の方も、お茶マニアの方も、申し込めば紅茶製造体験ができます。
子連れの家族(両親のいずれかはお茶マニア!)も何組かいて、子連れ班から体験スタート!
前日に機械摘みした茶葉(品種「べにふうき」)は既に萎凋(酸化発酵)しています。
こちらも、二六さんとスタッフの方々で準備してくださっています。
摘みたてはそれほど香りはしないけど、萎凋した葉っぱはお花のような香り!
アンティークの揉捻機はまだまだ現役!
元サッカー日本代表の中田選手が訪れ、こちらに興味津々だったとか。
(緑茶と違う点は、真鍮製なところ。鉄だと茶葉が黒くなってしまうそうです)
危なくないところは、子供にもお手伝いさせてくれるのも、ありがたいです♪
(神社の境内で遊んでいて、最初と最後しか参加しなかったけど!)
二六さん自ら、紅茶製造のノウハウを科学的根拠を元に(成分、温度、水分量など)説明してくださいます。
でも、製造は職人の勘がないと難しそうです。
職人でありながら、紅茶に情熱をかけて、ノウハウを惜しみなく伝えて下さる二六さん。
頑固職人という感じではなく、素朴で気さくな方です。
揉捻が終わったら、二六さんの発案した発酵機(特許取得済み)に入れて、しっかり酸化発酵させます。
かなり紅茶の色になっています。
乾燥機で乾燥させ、
二六さんが頃合いを見て、乾燥機を止め、
紅茶の完成!
出来立ての紅茶はなんともいえない香り!!
ティーインストラクターの方々が多数参加されていて、出来立ての紅茶を人数分いれてくださり、皆で味わいました。
ティーカップの淵に「ゴールデンリング」が。
ミルクティーに合いそうなしっかりした味でおいしいです!
二六さんはこのような味を目指している、とのこと。
当日みんなで作った紅茶は一人50gお持ち帰り。
販売されている丸子紅茶も買ってきました♪(茶葉はネットでも購入できます)
二六さんのお話しによると、戦前までは日本での紅茶製造は盛んで、海外へ輸出されていたそうです。
戦後、それが途絶えてしまい、二六さんが奮起して研究を重ね、「丸子紅茶」を製造。
今では、全国にお弟子さんがいらっしゃるそうで、和紅茶もいろんな産地のものがあり楽しめます。
今後も、国産のおいしい紅茶を追及していきたい、とおっしゃっていました。
二六さんの茶葉を使用し横浜のメーカーがペットボトルにしていますが、静岡のスーパーでは手に入るのですが神奈川では見かけません。
普通のペットボトル茶と同じくらいの値段です。
苦味がなくすっきりおいしい味で、娘がとても気に入っていました♪
見かけたら、ぜひ飲んでみてくださいね!