足るを知る。
足りていることを知る。
資本主義の世の中では、物を消費することで経済が成り立っていますので、物を消費することが推奨されます。
新しいiPhoneが出たら欲しい!
今年の流行の服が欲しい!
いい車に乗りたい!
タワーマンションに住みたい!
だからもっとお金が欲しい!
もっと成功したい!
もっと認めて欲しい!
これが悪いことだというのではなく、そういう社会だという事実があります。
もっと〇〇したい!
この思考回路は「不足」に焦点があてられています。
自分には「ない」、だから欲しい。
「知足」とは足りていることを知ること、自分が持っているもの、周りにあるものに目を向けます。
「ない」ではなく、「ある」に焦点をあてます。
私には〇〇がある。
ここで1つポイントとして、人間は自分でも忘れていたり、気づいていない能力や周りの資源があります。
「ある」という視点で自分を捉えると、自分には能力があるという眼鏡で自分を見はじめるので、自分への信頼が増します。つまり自信につながります。
「ある」がベースにあるので、能力や周りの資源が活用しやすくなります。「ない」がベースにあると、「ある」ものに気づきにくくなってしまいます。
心理学の用語で「リソースフル」という言葉があります。
自分の能力や資源を最大限に利用している状態という意味で、最高のパフォーマンスを出す「良い状態」です。
自分が過去に最高のパフォーマンスを出している時、絶好調だった時のことを思い出してください。
それが「リソースフル」の状態です。
この「良い状態」であることができると、行動が変わり、結果が変わります。
スポーツやビジネスで大切なのは、状態を管理することです。
「不足」ではなく、「知足」という眼鏡で世界を見回してみましょう。
*禅語はその言葉を前にした時に、自分で感じるものであり、様々な解釈があります。
ここではビジネスやスポーツに活かすという観点から禅語をとらえています。