おはようございます!本来であれば本日本会議を開き採決し閉会する予定でしたが、議会順延のため、本日は午前に会期延長するため本会議を開き、その後、午後おから学校適正配置等調査特別委員会が開かれる、変則的な形となりました!

さて、管理者不明の小樽市議資質向上応援隊というFBページが立ち上がり、毎日、議会の状況が投稿者の目線によって投稿されていますが、議会では政策議論を重ねております!先日の予算特別委員会の最終日では、市長公約の中からいくつか質問しましたので要約してご紹介させて頂きます!

安斎:「公約では、子どもや高齢者も安心して歩けるよう、防犯設備を強化し、LED街灯の増設、設置を急ぎますとしていますが、市長の言う防犯設備は、信号機や横断歩道などの交通安全施設とのこと、どこに危険があり、どういう問題があって、公約に載せたのか」

市長:「例えば、夜になると暗くて怖い、自宅まで帰るのが大変だとか、信号機の右折信号がなく混雑して焦って歩行者にぶつかりそうになるとか、信号機が変わるのが早くて渡りきれないとか、様々目の当たりにし、高齢者の方々から声をいただいたので」
 
安斎:「そもそも信号機や横断歩道は市単独では出来ないもので、市としてやるものとして公約に載せるのではなく、市でやるもの、出来ないものを考えて掲載すべきであった。私としては、特に通学路の問題を意識すべきと思う。桜地区では、歩道が片側右左交互についていたりとかがある。市でやること、国や道に要望することなど、優先順位を決めて取り組みをして頂きたい。そして、公約ではただ歩けるようというより、安心して過ごせる憩えるものを作る方が、若い子育て世代にとって必要。子どもを安心して遊ばせる場所がない、公園の補修など、公園の整備は加速させていただきたい」

市長:「私もやはり子育て世代の方々が公約の理念に入れており、公園の遊具が補修されていない、危険な部分、環境整えることが、現課と調整していきたい」

安斎:「公園整備は、財源の課題もあるが、計画的に整備されることになっている。課題としては、一番は札幌と比較され、大きな公園が小樽にはないというところ。違う公約部分になるが、そういった子どもをどう安心安全に育てられるかを考えたまちを目指して欲しい」

安斎:「LED街灯の増設、設置を急ぎますと載せているが、LED街灯は、前体制で議決し、3カ年で整備助成(町会へ9割負担)することになっている。また、議会からも要望要請で中松前市長が重要性を鑑み今年度から始まった。議会答弁では、当初計画どおりに進めるのがよろしいのではないかと述べていたが、公約の設置を急ぐの真意は何か」

市長:「前市政と重なることもある、LEDに出来ないかという声は私も聞いていたが、制度を無理に変えることないと思っているが、それで全地域に設置出来るかわからない」

安斎:「私としては、町内会で管理しているところをLEDに出来ると認識している、市長のいまの答弁と計画では齟齬があるのでは」

建設部長:「制度では、古い1万2000を変えるというもの。全て取り替えることが我々の考え、町内会の負担が1割あるが、私たちの方で資金は用意しているが、家の張り付きが変わり、不足なところも出てくるかもしれない」

安斎:「増設という言葉を使っているが、新設は当初計画に盛り込まれていない。増設ということなので新設も対応をしていただきたい」

市長:「ご指摘の通り、当初計画では対応出来ないので、地域によってより明るい状況にしたい、住宅街で家が増えていくことによって増設など鑑みながら対応していく」

安斎:「中心市街地に市営住宅を建設し、中心部から街づくりを再構築しますという公約があるが、市長答弁では、中心市街地の市営住宅建設について、用地の確保に時間を要すると述べていた。これは公約で達成できないものと感じている。そもそも中心市街地に用地がないのは明白、なぜ公約に載せたのか」

建設部次長:「特に小樽駅周辺を念頭においており、なかなか遊休地がない。民間の保有する物件の情報収集しており、借上公営住宅を検討している」

安斎:「借上公営住宅制度は、改選前に策定したマスタープランにすでに掲載されており、私も前期に提案していた。中心市街地の市営住宅の話をしており、話のすり替えだ。遊休地が見つけられないこと誰が見てもわかること。公約の修正をしていただかないといけないのではないか。選挙の時に、この公約を見て市長に一票を投じた人がいる。公約を修正することを発表するなど説明責任を」

市長:「このお役目につかせていただき、その調査を進めているが、利便性の良いところに、なんとか市営住宅の形にしたいとは思っている。見守っていただければ」

安斎:「老健施設の充実も明記しているが、そもそも平成27年度から29年度までの第6期介護保険事業計画で新たな施設の整備を行わないことになっていた。介護保険料があがるということで、6期では作らないと表明していた。なのに、市長は、公約に載せていた。が、先日の議会答弁では30年度からの次期計画を策定する段階で、改めて充実の方向性について表明する判断をしたとした。なぜ選挙当時、老健施設の充実を盛り込んだか。そして、現在、次期計画を策定する際に改めて方向性をと考えを変えたのか」

市長:「計画は把握はしていたけども、その中でなんとかできないかと思って公約に載せ、就任させていただいてから、その計画を変えていくことは難しいと判断し、次の計画時にと思い答弁した」

安斎:「なんとかしたいという気持ちはわかるが、出来ないものを公約に載せたことには理解しがたい。高齢化率36%近い中で、介護保険料を下げることを考えないといけないので予防的な部分で、ハードよりソフトで対応をすべきと考えている」

市長:「元気な高齢者、健康増進策も話をさせていただいている。病気予防も大事だと思うのでしっかり取り組んでいきたい」

このほか、記者会見の発言や態度、参与、除雪の問題などにういても質問させて頂きました。そのFBページでは、揚げ足取り三人衆の一人として揶揄されましたが、穴がなければそこを追求することなく、政策的な部分で質疑をさせて頂きますので、今後も議会ウォッチをぜひよろしくお願い致します!