北海道をこのままにはしておけネエ!依存はせずに自分達自身で北海道を元気にしようとする道産子の熱い集い「北海道どさんこパンチin留萌」に参加して参りました。




まずはじめに、昨年10月に北海道独立研究会を立ち上げた佐藤のりゆき氏からのビデオメッセージ。北海道の将来に不安を感じている現状とともに、北海道の未来のための政策提言をするために立ち上がる必要があると熱い想いを頂きました。

続いて、留萌市の高橋定敏市長の激励のご挨拶。ステージ上ではなくわざわざ 我々と同じ位置に降りてくれたことに感動。さらには本当に市民と恊働しているそのあたたかな姿勢とともに、「一都市だけではなく広域な観点で手を結んで取り組んでいかなければならない」というお言葉を頂き、大変共感させて頂きました。

そして、基調講演。今回は、北極冒険家の荻田 泰永氏が、「北極点へ向けて」と題し、これまでの体験と今後の活動、そして夢について、ユニークにそして真剣にぶつけて頂きました。

基調講演後は、Ezonの和太鼓奏者しんた氏のステージ。和太鼓と洋太鼓(シンバル等)の現代音楽を取り入れた和太鼓ショー。繊細かつ迫力の桴捌きで会場を熱く盛り上げてくれました。



この後は、どさぱん恒例の地域でがんばる人のプレゼン。今回は、夢をテーマに4名の方がそれぞれの取り組みと想いについて語ってくれました。




お1人目は、高校生の視点による地域ブランド創出に向けた取り組みを進める、北海道留萌千望高等学校情報ビジネル科長・秋本直人氏。商品をつくるということを目指すのではなく、具体的な事例と体験、地域振興をキーワードに授業として実践している取り組みをご紹介頂きました。大変共感させて頂きましたのは、「高校生がすぐに活性化出来るとは思っていないが、この子たちを育てて、10年後、20年度に、ちいきの力になるよう努力していきたい」という想いでした。小樽にも商業高校がございますし、地場の産品で独自の商品を開発され販促も行っております。今回のお話を受け、今後さらに地域で未来の人材を育てなければという想いを強くしました。

お2人目は、、留萌駅前大通商店街振興組合の丸タ田中青果の田中美智子氏。不採算部門だと言われた漬け物部門を、「食べる時にふるさとの情景を浮かぶもの」という信念で続けたことにより、現在では会社の売り上げの7割がにしん漬になったという事例をご紹介頂くとともに、「地元に根付いた食を見つめ直す」、「商人と生産者と手を結ぶ」というキーワードを頂き大変勉強になりました。ソウルフードは、やはり食べた時にそのふるさとの情景を浮かぶものであると改めて実感致しました。

3人目は、エフエムもえるメンバーズクラブ代表の益田克己氏。市民が立ち上げたエフエムコミュニティのその取り組み状況を伺い、おたるのエフエムおたるでもとても参考になるのではないかと思いました。それは、市民が集まり、メンバーズクラブの会員となり、その会員が番組を持つという仕組みでした。これにより、このエフエムがなければつながることが出来なかった人とつながる結びつきが出来たという大変すばらい成果があったとのこと。さらに、朝と昼は、職員を配置し、しっかりとした情報番組を提供し、地域コミュニティとしての役割を果たしているという点でした。

最後は、オロロン・スノーパラダイス・プロジェクト代表の燕昌克氏より、住民参加による冬の生活を楽しみをご紹介頂きました。同プロジェクトの取り組みとともに、地域の皆さんが子どもを大切にしたい遊ばせたいという想いを頂き、まさに小樽に足りないものがこれだと思いました。以前企画していた雪あそびなど、子どもが小樽の町で小樽を楽しみ学べるそういったまちづくりをしていくことを改めて固く決めました。

このように様々な町で勉強させて頂くことは、自らの町をみつめなおし、そして良い事例や想いを活かしていく絶好の機会だと思って活動しています。さらには、私が勉強させて頂いたものを、このようにネットを活用して皆様と共有することが、税金で活動させて頂いているものの責務だと思っています。これからも勉強と行動をモットーに活動して参ります。