小樽市議会の建設常任委員会で、第2回奥沢水源地保存活用の勉強会を開催いたしました。この勉強会は、陥没しダム機能を失った奥沢ダムを含む水源地一帯の保存と活用のため、所管である建設常任委員会が担当部局と意見交換をしてよりよい計画をつくっていくために設置されました。担当の水道局側でも市民や有識者による検討委員会をつくり、基本計画づくりを進めていますが、議会側も計画案の段階で様々な意見をださせてもらっているというものです。



本日の勉強会では、検討委員会で出た意見や市の基本方針案などを伺い、これに対して意見交換をさせていただきました。各委員それぞれ「より良いものに」の精神で会派の主義主張を省いて意見を出し合いました。これまでずっと建設畑にいらっしゃる議員さんはやはり知識もありますから色々なアイディアがあり、私にとっても勉強になる良い機会でした。私として、やはり財政難のおりに大きな工事はいれず、市民団体やボランティアなど市民力を活用した整備にして欲しいという内容で訴えました。市民の皆様が整備に係わることで、この保存活用事業について愛着もわき、さらにこの遺産についての歴史認識も深まると思っているからです。



今後、さらに市民検討委員会で深めたのち基本計画がまとまるとのことです。この勉強会は本日をもって解散となりまして、次は、議会の場で色々と議論することになると思います。


議会事務局提供