11月12日・13日の2日間で、北海道若手市議会議員の会の道北・旭川研修に参加して参りました。


1日目の内容は、旭川市議会さんの「議会基本条例」の研修と「市民と議会の意見交換会」の視察。2日目は、地元市議が自慢したい「我が街の取り組み事例集」として、「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」や「地域版キッザニア!?~あさひかわキッズタウンの取り組み」などの研修でした。


「議会基本条例」の研修では、静岡県藤枝市議会視察団さんの視察に同席させて頂く形で勉強致しました。制定までの苦労や市民理解の方法など、取り組まれた議員さんから直接思いを伺う事が出来ました。小樽市として、現在、自治基本条例の制定に向けて動きが進められていますが、旭川市議会さんでは、自治体条例より先行して議会基本条例を制定し、様々な議会改革が進められている状況で、私は小樽市議会内の自治基本条例研究会のメンバーでもありますので、大変勉強になりました。


「市民と議会の意見交換会」の視察では、旭川市議会さんがいくつかのグループに分かれて実施されているうちの一つのグループの会を見学させて頂くことができ、司会進行の重要性を認識するとともに、しっかりと市民の方へルールを伝える大切さを感じました。小樽市議会でも広報広聴委員会を立ち上げており、これも私がメンバーとさせてもらっていますが、議会報告・市民と語る会(仮)を開くべく意見交換しておりまして、今後の運営や組織などについてとても参考になりました。


旭川市議会さんでは、広聴広報委員会が、この意見交換会をはじめ、議会報、HP掲載から、視察の受け入れまで多岐にわたって役割を持っており、メンバーの皆様の議会改革への意気込みと大変さを実感出来ました。小樽市議会でも徐々にですが改革が進んでいますが、まだまだ先進都市と比べるとその進捗は低いのかと思っていますので、こういった研修や視察を通して、小樽に取り入れられるよう頑張って参りましたと思います。


2日目の研修は、午後から小樽での予定があったことから、「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」の研修のみ受けてきました。道内他都市をはじめ小樽市でも同様の事業がございますが、旭川市さんでも将来展望をしっかり持って毎年改良を重ね、より市民と恊働を進められているということを学びました。これについては、しっかり持ち帰り、小樽市の方と色々と意見交換したいと考えています。


無所属である私にとっては、この北海道若手市議会議員の会で、道内の先輩議員さんと共に研修をしたり意見交換する場は大変貴重でありまして、私の知識・経験・能力不足を改めて認識させてもらえる機会となります。このような機会を通してさらに研鑽を積んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。