所属する建設常任委員会で奥沢水源地の勉強会を開催しました。

奥沢ダムは、昨年夏にダム堤体一部の陥没箇所が発見され、現行基準に合わせた改修に数十億円の費用がかかること、市全体の水運用が確保出来ることを理由に廃止となってしましました。

このダムを含む奥沢水源地の水道施設は、およそ100年の歴史があり、歴史的にも土木技術的にも大変価値のあるもので、小樽市としても市議会としても、この遺産と自然景観をどのように保存活用するか検討しているところです。

この検討を進めるため、市では民間の有識者さんなどを含めた検討委員会を設置しました。小樽市議会の建設常任委員会としても自らの方向性を示し、より良い保存活用することを要望するため勉強会を設置し、本日第1回目を開催しました。

本日はまず奥沢水源地の歴史やこれまでの経緯、市の保存活用の考え方などを伺い、意見交換致しました。市は、年度内に基本構想を示したいとしているとのことですので、私たちも先進的な事例などを学びながらより良い施設となるよう色々と提案していきたいと思います。よろしくお願いします。写真は議会事務局の提供です。