九州視察4日目は、佐賀市の幼保小連携事業と武雄市のフェイスブックシティ課について勉強させて頂きました。

佐賀市では、安心感をもちち学ぶ意欲のをもっている子どもを育てたいという思いから、幼稚園保育園と小学校の連携で様々な課題に取り組んでいる状況について学ばせていただきました。経緯としては、出生から義務教育までに子どもに関係する組織を縦割り組織から一元化し、市全体で取り組まなければならないという危機感からでした。小樽市も全国的にも同様のことがいえます。



同市では、このため市長部局にある福祉部の児童課や福祉課、教育委員会教育総務課を統合し教育委員会にこども課を新設する全国的には異例で先進的な組織改変を行いました。これにより、乳幼児期から青少年期まで発達段階に応じた保育や育児を行い、一貫した教育体系を構築し、様々な状況に対応しています。

保育士、幼稚園教諭と、学校教諭が、それぞれの壁を超えて連携することで、いわゆる小一プロブレムを乗り越えています。本当に学ぶことがたくさんありましたので、これは小樽にかえってぜひいかしていきたいと思っていますし、小樽の皆様と共有したいと思っています。ブログでは詳細をご紹介することが難しいと思いますので、ご興味ご関心のある方々にはぜひ私にご連絡をいただければと思います。私が学んだことをぜひ共有させていただきますので、ぜひともご連絡をいただければありがたいです。

武雄市では、全国的にも有名はフェイスブックの活用事例について勉強させて頂きました。本当に学ぶことがたくさんありました。御説明を頂いた方をはじめ交流させて頂いた職員の方は、熱意があり柔軟性があり取り組みに率先的でありました。なんといっても市長の人柄、リーダーシップがあってこそなんだと思いましたが、とにかく働いている方が明るくやる気がありました。市の部局のネーミング、市民の皆様への情報共有の考え方すべてにおいて民間的な発想で、これぞまさしく私の求めている地方分権型だと実感させられました。詳しく御説明したいところですが、あまりにも学ぶことが多いものですから、もしもご興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。伝道師となって御説明にあがります。



政治屋の視察はただ旅行してるだけとのご批判を多く頂くようですが、私自身、視察は大変重要なことだと考えています。直接生の声をきき現状を見ることは大変重要です。しっかり市民の皆様に何をどう学びどう市政にいかしているのかを共有すればっきっと理解してくれるのだと信じています。もしもそれがだめならただの旅行なんだなと思います。

さて、明日には小樽に戻りますが、今回学んだことを皆さんと共有しよりよい方向へとつなげられればと思っています。TTP(徹底的にぱくれ)をし、この町、日本が本当の意味で自立していけることを目指して参りたいと思っています。